秋の味覚で身体を整える - その他の心と体の不調 - 専門家プロファイル

徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師
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秋の味覚で身体を整える

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健康 養生

すっかり長袖が必要な気候になりました。夏の終わりを迎え、秋の風を感じるようになると少し寂しいような気持ちになります。

とはいえ、秋といえば食欲の秋。熟れて美味しい果物やお魚などが店頭にこぞって並びますね。 今回は旬の秋の味覚で身体の調子を整えることのできる気軽な民間療法を集めてみました。病院に行くほどではない、お薬を飲むほどではない、そんな症状に効果的な民間療法です。

 

 

【りんご】

□整腸・解熱・・・よくお子さんの手当に使われます。食べ過ぎによるお腹の張り、痛み、発熱に。

 

りんご1/2をすりおろして食べる➡繊維が腸に作用し腸の熱をとってくれる

残りのりんご1/2はすりおろして、その絞り汁を飲む➡腎臓へ作用

注・りんごに酸味がないときはレモン汁を混ぜて使用。 

 

□頭痛・・・チョコレートやピーナッツなどの油分の多いもの大量に食べた時、肝臓が油を消化しきれずに血液もネバネバになり頭痛がおこりやすくなります。(側頭部に多い)
すりおろしたりんご汁を痛みのあるこめかみにすりこむ➡
りんごに含まれるクエン酸、有機酸、カリウムが血液をサラサラにしてくれます。 

 

□風邪の熱でお腹の調子がよくない・・・ぐったりして何も食べられないときにも。

りんごのくず練り・・・1~2センチのいちょう切りにしたりんご1個と大さじ3の水を火にかけ、ふたをして蒸し煮にする。りんごに透明感が出たら2倍の水で溶いたくずを流し入れ木べらで返しながら30秒ぐらい煮てできあがり。


➡くずの粘りが腸をやさしくカバーし、身体に必要な水分はとどまらせてくれます。 

 


【みかん】 
□かぜのひきはじめ・・・身体に疲労物質が溜まっていると、
体調を崩しやすくなります。 

みかんのクエン酸が乳酸などの疲労物質を分解し、血液をきれいにしてくれて、風邪の予防につながります。

 

□のどが痛むとき・・・注・酸味のある温州みかんがよい

焼きみかん➡オーブントースターなどで丸ごと焼いたみかんを食べる

火の中に入れて黒焼きにしたみかんを熱湯にひたし、その汁を飲む


【柿】
□むくみ、しゃっくりに・・・筋肉を収縮させ静脈血のもどりがよくなることで血液循環をよくしてむくみを解消します。心臓からくるむくみに効果的(動悸、息切れ、朝の手のむくみなど) 

柿のヘタの煎じ汁➡熟した柿か干し柿のヘタを5~10個鍋に入れ、水3~4カップを加えて煎じま す。水の量が2カップくらいに煮詰まったら完成。一回150ccを一日に2~3回飲みます。

 

【菊の花】

□血行改善、肝機能を強くし血圧を下げる、目の疲れに・・・延命長寿の花と言われています。

酢の物やサラダに混ぜて➡菊の花をさっと洗い、沸騰したお湯に酢を少量入れ、菊を入れてゆがきます。花びらが透き通ったらザルにあけて水気をきり、ザルに広げて冷まします。 

 

【牡蠣】 

□ねっとりした油のような寝汗をかく時・・・胸部疾患など病気のときや極度の体調不良のときにこのような汗をかきます。塩気を補うのが大切。

かきフライ、かき鍋(みそを入れるとよい)➡生食はやめて必ず火を通します。かきのナトリウムが身体にすばやく吸収されます。

 

□貧血改善・・・鉄分、ヨード、マグネシムも豊富です

 

【さといも】

□便秘・・・さといものでんぷん質の粒子が大変細かく、胃腸の粘膜にやさしく作用して胃腸を整え、便通を良くしてくれる。

注・冷えが強い人は、悪化するので多食をさけること。

 

日本で古くから伝わるこのような民間療法は、現代では忘れ去られているものがほとんどですね。このような自然の力を借りた療法は身体の自然治癒力をひきだしてくれるものです。そして、妊娠中や授乳中、アレルギーなどでお薬が服用できない時などとても助かります。どんどん家庭で活用されるようになるといいですね。

 

 

メディカルコンシェルジュ 清水

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