- 杉浦 繁
- Atelier繁建築設計事務所 代表
- 愛知県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
強風の時・・1
さてさて・・
昨今は大雨のみならず風による被害も多々出るようになってきました。
何しろ、風速60m/Sなんて風が竜巻などでは発生するのだそうです。
正直な話・・
こんな風に出会ったらもう運が悪かったとしか言いようがありません。
そんなこと言うのかって言われても・・
何しろ車や船が空を飛び、電柱が引き抜かれるのですから。
もう、どうしようもないのです。
気象庁が表示する風というのは風速で示すと・・
静穏 風速0.3m/s未満
やや強い風 風速10m/s以上15m/s未満
強い風 風速15m/s以上20m/s未満
非常に強い風 風速20m/s以上30m/s未満
猛烈な風 風速30m/s以上
となっています。
猛烈な台風ってのがだいたい風速50m/sくらいまでだそうですから・・
いかに竜巻がすっげーのかってことになるのです。
ちなみに竜巻の規模を示す藤田スケールで言うと屋根が吹き飛ぶような竜巻はF3でその際の風速は70m/s以上だそうです。
運悪く、・・
もし竜巻に出会ったら・・
とにもかくにも命を守るために逃げることをお勧めします。
対策としてはアメリカのように地下シェルターなどを作るしかないでしょう。
家に耐えろと言われても無理です。
藤田スケールでは・・
F4で家が飛ぶ深刻な大被害の時、風速93m/s~
F5であり得ないほどの甚大な壊滅的被害の時、風速117m/s~
大きなビルなどでも窓や壁が飛びます。
そもそも同時にいろんな物が飛んできて・・
それこそ車が飛んできてぶち当たるのです。
そんなもんに耐えられるのは原発だけです。
っていうか・・
原発だけは耐えてもらわないと困るのですが・・
どうも、それも怪しいようです。
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