- 杉本 勉
- 株式会社エリートネットワーク 法人営業 兼 転職カウンセラー
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
『自己分析すればするほど、やりたいと思う仕事が自分に向いていない気がする。それでもやりたい仕事にチャレンジするべきか?』こういったお悩みの場合、以下3つのことをお尋ねしたいです。
【1】「やりたい仕事」についてトコトン調べ、実際に従事されている方にお会いしてヒアリングしたか?
【2】「何故向いていない気がするのか」を、具体的に文章化できているのか?
【3】「やりたい仕事」は何故やりたい仕事なのか?
まず、本当に「やりたい仕事」であるなら挑戦すべき、というのが私の基本スタンスです。本当にやりたいなら失敗することも覚悟の上、挑戦する位で良いと思います。ただし、失敗前提でのスタートは賢い大人が選ぶ方法ではないと思うので、上記プロセスで自分の気持ちと現状を再確認してトライしましょう。
多くの場合、【1】をやり切っていないケースが多いです。テレビや雑誌等の情報を元に美化された仕事内容をイメージしていたり、逆に、敷居が高すぎるかも…といった、勝手な思い込みのケースです。その職業に従事されている方に直接会って、業務内容等をお聞きするのが一番間違いない情報源だと思います。まずは、ここからスタートしましょう。
そして、実際に色々お話を聞いたけれど向かないと感じるのであれば、辞めても良いと思います。気が進まないキャリア形成はお薦めできないからです。「好きこそ物の上手なれ」と言うように、気持ちが入らないと上達スピードも遅くなると思いますので。
まだ悩んでいる方は、そもそも「何故その仕事をやりたい」のか原点に立ち返って考えてみましょう。単なる見栄や憧れではないはずです。駄目でもいいじゃないですか。挑戦したことが自信にも繋がり、人生の肥やしになる。「やらない後悔」より「挑戦して失敗する方」が、何百倍も価値がある。自己分析で悶々とするより、実際に動いてみましょう。そうしたら、自ずから答えが見えるはずです。
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