夏から秋へ 男もの単衣 - 各種の着付け・着物 - 専門家プロファイル

田村 祐子
白金台きもの学院 まゆの会 代表
東京都
きものコンシエルジュ/きもの講師

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閲覧数順 2024年12月13日更新

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夏から秋へ 男もの単衣

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季節のきもの 秋のきもの
9月になったとはいえ、まだまだ暑い日が続くと、つい薄物を着たくなります。
  
きものの「着用カレンダー」では、9月は単衣のきものに単衣の長襦袢、となっているのですが、このところの地球温暖化のせいでなかなかその通りにするのも難しくなっています。
 
周りの人がまだまだ夏服の中、一人だけ秋物を着て周りの人に暑苦しい感じを与えるのもイヤだと思われるかもしれません。
 
特に汗をかきやすい男性は尚更そう思うかもしれませんね。
 
 
しかし暑さの中にもふっと涼風がたったり空が高くなったりと、確実に秋は深まっています。そんな風に秋を感じられる日には、気温で着るものを決めるのではなく、やはり季節感を大切にしたいもの。
 
 
そんな時に活躍するのも小物たちです。
 
写真は、お召しのきものにお召しの羽織で、両方とも単衣、着用した時期が9月の上旬なので、絽の半襟をかけています。
グリーンがかったグレーのきもの、ベージュの羽織ともいかにも秋色の組み合わせですが、ここに薄いブルーの羽織紐をかけることにより、夏の名残を残し、また軽さも出しています。
 
逆に季節が進み秋も深まったら、同じ取り合わせで濃い茶色や深い紫などの羽織紐に付け替えれば、あっという間に秋色の演出が完成。
同様に各シーンに合わせ帯も変えれば、何通りかの組み合わせを楽しめます。
 
沢山のきものを持たずとも、このように小物一つで雰囲気が変わるのもきものの楽しいところです。

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