- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
だいぶ暖かい日が続くようになりましたね。
ただ、気象庁によると、22日に早くも沖縄と奄美地方が梅雨入りとみられると発表がありました。
「早いなー」と思いますが、1951年の統計開始以来、3番目に遅い記録らしいですねー。
この辺りにも、異常気象の影響があるのかも・・・・・。
さて、「異常」といえば、原油の高騰が止まりませんね。
NY原油先物は、ついに過去最高値の1バレル=135ドル台にまで達しました。
要因としては、需給関係だけでなく、アメリカの経済見通しの下方修正を受け、ドルが売られたことも「買い材料」になったようです。
ただ、私が気になっているのは、期近(期間の短い)の先物価格ではありません。
今までは、“サブプライム問題”で、株式市場や不動産市場からあふれ出た余剰マネーが、比較的決済期限の短い先物に買いが入って、原油価格が高騰してきたわけですが、ここにきて超長期先物価格が上昇してきています。
16年物の先物価格は、142ドルにまで高騰し、期近の価格を上回りました。
さて、これは一体何を表わしているのか!?
期近の先物には、主にヘッジファンドなどの資金流入が中心でしたが、長期先物にはもともと中長期運用を目指す、年金資金などが買いを入れてきています。
目先の利益狙いでないだけに、原油価格の先高観はかなり強まっているといえるのです。
そして、この原油高などを背景に、日米欧の長期金利も急激に上昇しています。
このような世界的にインフレ懸念が高まってきてはいますが、日本の国内を冷静に見てみると、景気先行きが不透明で、個人の可処分所得が下落する中、「景気低迷下の物価高(スタグフレーション)」の懸念が一層高まってきているといえます。
さて、特に生活に根ざした「中長期安定運用」を目指す方、、、、
そろそろきちんと準備を行っておかないといけない時期となりました。
「備えあれば、憂いなし」
いつの世も、この“言葉”は変わりませんね。
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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