本当にあなた一人が我慢すれば済む問題ですか？

こんにちは(^^♪

見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー：中西由里です。

ちょっと想像してくださいね。

たまたま乗った電車で、乗客同士が喧嘩をはじめました。

大きな声で罵ったり、胸ぐらをつかんで殴るようなそぶりを見せたり・・・

あなたはそれを同じ車両の少し離れたところから見ています。

どんな気持ちですか？

あなたが怒鳴られているわけではないし、あなたが胸ぐらをつかまれているわけでもない。

怒りの矛先は、あなたには向いていない状態です。

でも

いや～な感じがしませんか？

何だか胸がざわざわとしませんか？

電車なら、隣の車両に移れば済みますね。

争っているのが知らない人なら

「私には関係ないわ」

って見てみぬ振りだってできます。

でもそれが家庭の中で起きていることなら、どうでしょう？

しかも、怒鳴っているのも、怒鳴られているのも大好きな親だとしたら？

胸がざわつくどころの話じゃないですよね？

とてもじゃないけど、見なかったことには出来ないです。

パートナーから暴言を吐かれたり、暴力を振るわれたりしても

「子どもには優しいから」

という理由から

「わたし一人我慢すれば」

と、耐えてしまう女性はとても多いです。

でも、お母さんひとりが我慢しているつもりでも、実際には、お子さんも辛い思いをしているものです。

夫婦のバランスが崩れると、それを何とかして調整しようとするのは幼い子どもです。

もちろん、子どもですから

「まあまあ、ふたりとも」

なんていう取りなし方はできません。

ですから子どもの小さな身体と心を使って、精一杯のことをします。

その間お子さんは、子どもらしく振舞うことができません。

大変そうなお母さんに遠慮して、甘えたい気持ちをグっとこらえて、大人になろうと頑張ります。

こうやって過ごした幼少時代が大人になったお子さんを苦しめることもあります。

たとえお子さんに直接被害が及ぶようなことがなくても、暴力が肯定されるような環境で育つことは、親が思っている以上に、子どもの人生に大きく影響します。

あなたの家庭がお子さんを育てるのに相応しい環境かどうか？

安全で安心できる家かどうか？

じっくりと考えてみてください。

すべての女性をヒロインに

ふぃ～めぇる・みしま　代表　中西由里　でした。