人材育成・お客様満足度・従業員満足度・QSC・安全管理などなど
これらのプロセス評価は、業績目標を設定するときに必ずと言って良いほど評価項目に入るものです。
しかし、会社が業績を評価されるのは基本的には「利益」です。
そして、その基盤となる「売上」で評価されます。
あえて加えると、チェーン店ならば店舗数も評価のひとつです。
ただし、店舗数は、「売上」を増やして行くためのプロセスです。何故売上げが上がったのか?と言う疑問に答えるための基礎データに過ぎません。
(会社の規模の評価上は、と言う意味ですよ)
だから、株価などはこの店舗数の増減は大きく影響しますね。
では、何故個人や部門の評価に「人材育成・お客様満足度・従業員満足度・QSC・安全管理など」の売上げや利益を向上させるための手段でもあるプロセス項目が入っているのでしょうか?
それは、売上や利益の増減が、環境の変化によるものか?店長やマネジャーの活動によるものか?正確に判定する基準が無い(厳密には“難しい”)ので、プロセスの成長具合も評価にしてしまおうという苦肉の策から生まれた評価方法です。(これは、私の私見です)
もちろん、人材育成や顧客満足やQSCの向上を実現すれば、売上げや利益が向上しますから、そのプロセスを評価することは、意味があります。しかし、これって、売上評価や利益評価との二重評価になるのです。
ここまで私の意見を読んで「ん?」と違和感を覚えた方もいることでしょう。
確かに、プロセス評価をせずに結果オンリーで評価すると大きなリスクがあります。
それは、前出したように「売上」と「利益」はと言う結果(売上げもプロセスですが)における評価者の影響割合をフェアに算出出来ないからです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
ここ数日それについては書いていますが、明日から更に詳しく書いていくことに致します。
お楽しみに。
いつもお読み頂きありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。こちらのアイコンをクリックして応援よろしくお願いします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
※クリックして人気ブログランキングへ
■松下雅憲の著書について詳しくお知りになりたい方はこちらの画像をクリック!
■松下雅憲への「コンサルティング依頼」「講演・セミナー・研修依頼」についてはの公式ホームページへどうぞ