「目標プレゼン」で店長に「チャレンジ売上目標」を持たせよう - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

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「目標プレゼン」で店長に「チャレンジ売上目標」を持たせよう

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売上目標は3種類あります。
その1:前年売上実績100%レベルの目標(既存店レベルではこれが最低基準)
その2:全社の現実的な予算売上(新店や改装を含めた経営上の基本的な予算)
その3:チャレンジ売上目標の獲得(飛躍的に業績を伸ばしていこうとする意欲満々の予算)

ここ数日、その1,その2だけでは、「意欲」を最大限に引き上げるのは難しい、と言う話をしてきました。しかし、単純に「チャレンジ目標」だけを競わせるような方法を採ると、現実的にはその為の先行投資をどれくらいの規模で、どの店を優先的行うのか?について戦略的かつフェアな判断が必要になります。

販促予算をたくさん獲得した店舗の方が、有利になるからです。かといって、全店の要求に応えるとなると予算はたいていの場合オーバーすることになります。

でも、売上げを獲得するには、販促予算が必要です。
なので、この予算を獲得するためにも「目標プレゼン」を行うのです。
前年実績にしろ、会社目標予算にしろ、個店別の予算を会社から「与えられてしまう」と、意欲も業績も「そこそこ」な結果に終わることになります。右斜め45度くらいで業績を向上させたいのならば、目標は意欲的でなければならないのです。 

意欲的な目標にするには、主体的で無くてはなりません。
そして、その主体的で意欲的な目標設定があるからこそ、6ヶ月を全力で突き進めるのです。

そして、6ヶ月後・・・・
目標プレゼンの内容に対して、どこまで結果を出せたかで評価すれば良いのです。

主体的、意欲的にチャレンジ目標をプレゼンすることの効果は、それにチャレンジする店長やスタッフの能力をも向上させることになります。何故かというと、真剣にその目標に向かうには、現在の自分達の力量を正確に把握しなくてはならないことと、目標を達成するには、何が必要なのかを考え、それを獲得することになるからです。

① チャレンジティブな目標を設定する
② 自分達の現在地(現在の能力)を知る
③ 不足しているスキルを身につける
④ 成果を獲得する

この4つのステップがあるからこそ目標は獲得されるのです。
そして、評価者がその獲得した成果を惜しむこと無く評価すれば、必ず次の意欲に繋がります。

目標は決して与えてはいけません。
業績を向上させたいのならば、目標は主体的且つ意欲的で無くてはなりません。
そして、獲得した成果を惜しむこと無く評価すれば、

業績は必ず右斜め45度で向上することでしょう!

 

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