
- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
お祭りが始まる前日はなぜかドキドキします。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
今回も、新しい日本の作り方?として、
政治とビジネスにおける戦略系について書きたいと思います。
政治の最大の責務は「国家の意思」を決めることで、
知恵さえ働かせれば済む話なのです、
それかできないのは、だれも責任を取りたくないからなのです、
自民党、民主党、双方が「国民のために」とか言っています。
けれども、ほんとうは「国民」なんてどうでもよくて、
本音は自分の選挙に、どうすれば''有利なのか、不利なのか?''
と言うことが、今の政治家の座標軸なのでしょうか?
みんな、だめだだめだ、といっているけれど、日本の政治にとっては絶好の
チャンスが来ています。
政治家の仕事は、国民を説得することだけれど、それができていないことを知る
いい機会なのです。
コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授が言います。
日本社会にあった、
根回し、あうんの呼吸、腹の探りあいなどがなくなっており、
フォーマルな社会だけが存在して、非公式な場での話し合いが必要なのです、と言っています。
教授によれば、ジャーナリストと政治の関係も「非公式的な調整メカニズム」の枠内にあるので、
完璧に「国民に信頼される政治」なんてものは、どこにも無いことを、国民のほうもしっかりと思い出すことが大切ではないか?
と思います。
少なくとも、民主主義国家では、だれもが、どこかで、不満を持っているものです、
だから、それをいえる社会、それでも前に進んでゆく社会を作ってゆくことが、政治の役割じゃないかな?
と思います。
無関心になることが、政治もビジネスも''一番無責任なこと''だと、
再認識する今日この頃です。
忘れないようにしましょう!
政治もビジネスも、同じ世界の中で起こっていることなのです。
参考資料:日経新聞、2008/4/7 オピニオン欄
ジェラルド・カーティス「政治と秋刀魚」
エスオープランニング