やる気が出てこないときは、気分的につまらないし
すると、効率も下がる、失敗も多くなる、ぼーっとする、
なんて、悪循環。お仕事でそんな状況だと、困ってしまいますね。
さらに、やる気の出ない日だけでなく、やる気の出ない週とか
やる気の出ない月、なんか出てくることも。
そんなときは、本当に何もしないとか、じっくり休むのも
悪くないのですが、現実的にそれがいつもできるかというと、
そうでもありません。
また、何もしないでいるのがベストかというと、そうでもない。
いったい、どうするのが良いのでしょうね。
人によって、何をしたら事態が好転するかは本当に
さまざまで、頭痛薬のように飲めば効くようなものはないし、
万人に効くフォーミュラもありません。
過去に自分のやる気が好転したときのパターンを使ってみるとか、
また、自分のやる気回復方法を普段から持っておくなど
対策を立てておくのは、ひとつの方法です。
どんなときに自分のモチベーションが上がる傾向にあるか、
過去のやる気満々だったときの自分を思い出してみると
パターンは何かしらあるはず。
このあたりは、多少の試行錯誤が必要かもしれませんが
考えてみる価値が十分あります。
ひとつ、やる気が出ないときに、私がどうしても
やって欲しくないことがあります。
それは、やる気の出ない自分を批判すること。
または、なんでやる気が出ないんだろう・・・と
悲観すること。
つまり、やる気が出ない、モチベーションが下がっている
自分に対して、自己嫌悪したり、さらに追い討ちをかけるように
「これじゃだめだ!」と鞭打つこと。
実は、これが一番の難点なのです。
やる気が出ないときの一番の難点は、やる気が出ないことを
自己批判、自分バッシングの種にすることです。
自分をぎりぎりまで追い詰めるのが好きな人(そういう人、
ホントにいます。)を除いては、この自分バッシングは、
かえって逆効果。
やる気が出ないときは楽しくありません。そんなときに
怒られたり批判されて楽しくなる人はいないでしょ。
だからモチベーションもあがるわけもないのです。
やる気がなくて、だめな私、なんて自分に言うことで、
さらに自分のやる気の芽を摘んでしまっていることに
なっているのです。
やる気が出ない=ダメな自分、と直結させるのではなく、
やる気がないのは、単なる今の現実、一時的な事実として
受け止めて、これからどうしていくか、どうしたいのか
考えることにフォーカスすれば、自己批判しないですみます。
自己批判しても解決しませんから。
人間なら、気分のアップダウンは必ずあります。あまり
そのことで悲観しないようにクセをつけてください。
このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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もっと自信を持ってバランス良く、元気にハッピーになりたい方(主に20~40代の女性)に向け、コーチングやセミナー、講演を実施しています。人生の幸せ、ビジネスの成功や自己実現のために、枠に捕われない考え方を提供し、内面から強くサポートします。
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