- 辻 良史
- 筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
- 東京都
- 博士(体育科学)
火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
精神力の磨き方について考える時、必ずたどり着く人物がいます…
…その名は、宮本武蔵…
当ブログのヘッダー画像も熊本県の島田美術館様のご厚意により、宮本武蔵の肖像画を使わせていただいております。
剣道や古武術をされている武道関係者をはじめ、経営者やビジネスマンであれば
一度は、宮本武蔵の「五輪書」を読まれた方は多いと思います。
宮本武蔵の著書「五輪書」は、地・水・火・風・空の五巻で構成されています。
具体的な刀の持ち方や構え、足の運びから敵と戦う時の戦術、心の持ちようまで書かれています。
これだけ、世界中の人たちに「五輪書」が読まれているのは、
武蔵自身の実戦経験に基づいた念(パワー)が文字に宿っているからだと思われます。
特に外国人の経営者に愛読され続けているのは、当時の書物としては珍しく具体性を帯びているからだと思われます。
宮本武蔵の精神力のすごさは、何といいましても、
スポーツではない実戦、つまり命のやり取りの場に幾度となく立会い、勝利を収めてきているところです。
普通は、試合や大切な面接、プレゼンでもとても緊張すると思います。
しかし、それらがうまくいかなかったとしても、少なくとも命まで取られる心配はありません。
武蔵の場合、「負け=死」です。
すごい精神力だと思いませんか?
リアルに想像すればするほど、このような人物が、我が日本に約370年前に存在したかと思うと信じられません。
武蔵のすごいところは、一対一の果し合いだけでなく、たった一人で多人数相手に幾度となく戦い、生き抜いてきているところです。
剣の腕が優れていたことはもちろんですが、これだけの実戦に勝利するには、
タフなメンタル、折れない心が備わっていないとまず不可能です。
そこで、必然的に宮本武蔵のメンタル面の強さの秘密が知りたくなってきます。
人を構成する要因は、遺伝が50%、環境が50%の半々といわれています。
宮本武蔵の場合、元々、不安に関連する遺伝子が少なかったことが推測されます(先天的要素)。
私が興味を持つのは先天的要素の方ではなく、残りの50%の環境的要因、つまりいかにして精神力を磨いてきたのか?についてです。
しかし、宮本武蔵については調べようにも、ほとんどが江戸時代以降に創作されたものであったり、
現代では吉川英治、近年ではバガボンドによる宮本武蔵像がどうしても邪魔をしてしまいます。
そういうわけで、明日は、史実に基づいた宮本武蔵像を求め、千葉県勝浦市に「宮本武蔵」研究で著名な先生をお尋ねして参ります。
「無敗脳」探求の旅 スタートです!
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。
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