アプリコットの密かな楽しみ 本当の杏仁豆腐 - 料理教室 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

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対象:料理・クッキング

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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アプリコットの密かな楽しみ 本当の杏仁豆腐

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生の杏を使ったあとのお楽しみ! 杏仁で杏仁豆腐を作りました。
口に含んだ瞬間、強くシャープに杏仁が香り、すぐにすっと消えます。
ふるふる加減、香りのよさ、強さ、切れのある味わい。「ああ、なんてすばらしい!!!」と思わざるを得ません。

そして強く「どうして授業のときにやらなかったのだろう・・」と後悔しました。ずっと前に授業ですでにやっている・・ということもあったのですが、こんなにおいしいものを出し損ねるなんて、どんなにかもったいない!
人工のエッセンスでなくても、杏仁霜という、杏仁を粉砕して乾燥したものから杏仁豆腐を作ることもできますが、本当の生の杏仁から作ると、香りの質とキレが違うと思います。100%のオレンジストレート果汁は濃縮還元ジュースよりおいしいのは確かですが、目の前で絞った生ジュースには、はるかに叶わないのと同じかもしれません。

それにしても今回はなぜか杏仁豆腐を作るということをすぽんと忘れていて、使った後の種はぽいぽいと捨ててしまっていました。あんなにたくさんあったのに・・。

加工用のほうの杏の種は、割ると、中から杏仁がでてきます。(生食用ハーコットの種は残念ながらまったく香りません)

タオルに包んで厚い鍋底でたたき割ります。これが杏仁。
割ると、ふんふんと杏仁豆腐の香りがしてきます。


牛乳と水を入れ、ブレンダーをかけ、火にかけると・・・・ぶわんぶわんと香ってきます。


濃して、砂糖と生クリームとゼラチンを入れて冷やし固めるとできあがり。
独り占めとは、みなさんには申し訳ないことをしていまいました。何年か先の7月に!

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