取材報告「誰でもできる自分年金対策」 - 資産形成 - 専門家プロファイル

吉野 裕一
FP事務所MoneySmith 所長/株式会社アドバイザーズIFA
広島県
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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取材報告「誰でもできる自分年金対策」

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先日、アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社
(http://abraham-holdings.co.jp/)の子会社で海外投資専門の投資助言会社、アブラハム・プライベートバンク株式会社(http://abraham-bank.co.jp/)へ取材をさせて頂きに東京虎ノ門へ行ってまいりました。

 

 

 広島にいると触れる機会が少ないですが、東京では電車の広告やテレビコマーシャルなどでも多くの方の目に触れられている会社だそうで、事務所は東京タワーが近くにある、閑静なオフィス街の一角にありました。

 


 今回取材させて頂いたのは、アブラハム・プライベートバンク株式会社が提供する「いつかはゆかし」(
http://itsukaha-yucasee.jp/)といい、「いつかは ゆかし」に入会する事により、海外ファンドを活用し毎月積立を行って将来の資産形成のお助けをするというサービスです。

 

 私のセミナーでは、分散投資や長期投資をお勧めしていますが、この「いつかはゆかし」のサービスも、投資の基本を守った分散投資、長期投資を前提に投資家の方々の資産形成のお手伝いを行っている点で感心いたしました。

 

またご提案する商品も単年度の成績が良いものではなく、長期に保有が出来る安定した商品をお勧めされている様で、私の考え方と同じでした。

 


 ではなぜ海外投資なのかという点についてもお話を伺わせて頂きました。

 海外投資のメリットとして、オフショア商品で運用する事で税の繰り延べをする事が出来るといメリットがあるという事でした。

 オフショア商品と聞くと、税金を回避すると思われる方も多いのですが、実際には国内に戻すときには利益に対して課税はされるので、課税されるまでの間は課税されずに複利効果が期待できるという仕組みになっています。

また日本で購入する際には○○証券会社や△△銀行などのファンドの販売窓口で商品を購入するのですが、アブラハム・プライベートバンク株式会社は販売会社ではありませんので、アブラハム・プライベートバンク株式会社が提案する海外ファンドを直接購入する事で購入手数料などのコストが少なくなるというメリットがあるという事でした。

この点についてホームページでも動画で説明がされていましたので、「いつかは ゆかし」(http://itsukaha-yucasee.jp)のホームページをご覧ください。

 

 商品を購入する際には、基本的には手続きも投資家ご自身で行わなければならないのですが、手続きについてもサポートやアドバイスは行っていただけるとのことでしたので、初めて海外投資をされる方も安心して購入する事が出来るのではないでしょうか。

 

 

 

気を付けて頂きたい点は、投資をする商品は価額が変動する商品ですので、必ず予定通りの利回りにならないという事です。変動する商品は想定利回りとボラティリティという振れ幅があります。ボラティリティはリスクとも言われ、リスクと聞くと悪いイメージを思われる方も多いですが、リスクとは振れ幅の事で想定していた利回りより悪い時もリスクですが良い時もリスクと金融の世界では言います。この点についても良く納得されて投資をされると良いでしょう。

また海外の商品へ投資をしますので為替のリスクもあります。為替リスクについても先ほどの説明と同じ事です。利回りの高い商品で運用した時には円高になった時のクッションになる可能性もありますので、為替と利回りについてもしっかりと納得されて投資を行いましょう。

 

今回、取材をさせて頂いた総括として、投資は分散投資・長期投資という基本を守り、長期で運用する事に適した商品を選ばければいけないという姿勢を崩さない事が重要で、多くの方はご自身で出来ると思われがちですが、長期でスタンスを変えない運用を行うためにはプロによるサポートも重要だと感じました。

最近ではノーロード(購入手数料といわれる手数料がかからない)商品が多く販売されていますが、目先のコストだけではなく長期で保有が出来る商品を選ぶべきだと思います。

 

技術の進歩やTPPなど、今後グローバル化が進む中で日本の円だけで運用する事のリスクも考え、分散投資として円貨以外での運用も考える必要があるのかも分かりませんね。

 

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