そしてやっぱり「企画力」だと気がつく独立6年目 - コラム - 専門家プロファイル

野村佳代
出版/広告プロデュース〜企画・ライティングからデザイン・印刷まで 株式会社アスラン編集スタジオ 代表取締役
ライター

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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そしてやっぱり「企画力」だと気がつく独立6年目

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物書きとして思う、つれづれ

企画力について、なぜクドクドと書き連ねているのか。

それは、独立して6年目の今、
改めて「企画力である」ことに気がついたからです。

広告の仕事でお客さまに非常に喜んでもらえたことが
「企画力」の大切さを改めて感じたきっかけでした。

私の会社では、出版の仕事(編集・デザイン)も行っていますが、
広告の仕事もしております。

主に中小企業の情報発信(たとえば会社案内・パンフレット・小冊子・web等)です。

でも、最近は会社案内を作る会社があまりないという現状があります。

従来の会社案内(資本金等のデータをスペック的に書いたもの)なら
webで十分なので、作る必要性がないと思われているのです。

webをプリントアウトして会社案内とする企業も多く、
私もwebと同じ情報であれば、
わざわざ会社案内を印刷する意味はないと思います。
プリントアウトで十分でしょう。


でも、紙には紙の良さもあります。
衰退していると言われる紙メディアも、なくなってはいません。

webとが違う情報を会社案内にすればいいんじゃない?

どうせなら、読む人がおもしろく読めるものがよい!


と、非常に単純な動機で「雑誌風の会社案内」をご提案いたしました。

その会社の特徴を特集記事にしたり、
強みをおもしろ切り口で紹介したり、
社員のストーリーを読んで笑えるマンガにしたり。

1冊の雑誌を読んでいたら、その会社がよくわかった
という感じの企画を作ったのですね。


だって、マジメくさった建前だけの経営者の言葉なんて
誰も読んでないだろ…




どうやら、そんなことを考える制作会社がなかったようで、
非常におもしろがってくれる人が多くいました。

プレゼンもみなさんニコニコ聞いていただいて、
いつの間にか「だったらこんな企画は?」と、
企画のブレインストーミング大会みたいになって。

まるで学園祭のよう、というか、
みんなでワイワイ作る、という楽しさが生まれました。


楽しい企画は、楽しい仕事につながるなぁ、と。

企画は、みんなをまとめるフックなんだなぁ、と。

お客さまに喜んでもらえる最大の鍵なんだなぁ、と。


改めてそんな風に思った次第です。



やっぱり、自分と自分の会社は「企画力」で勝負していくしかない。
それが数ある制作会社との差別化なんだな。


独立時に考えていたことが、ここにきて確信に変わりました。

そんな独立6年目。

もっともっと、企画力を磨いていきたいと思います。
スキルとして数値化しづらいし、わかってもらいづらいけれど、
大丈夫。一生懸命考えれば、何とかなる。

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