2013年6月28日の主要株価指数上昇件数、円換算主要株価指数、主要国債利回り円換算主要商品価格 - コラム - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
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2013年6月28日の主要株価指数上昇件数、円換算主要株価指数、主要国債利回り円換算主要商品価格

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6月28日(現地時間)の主要な市場の動きを掲載します。

6月24日~6月28日の週は、前週に引き続き、QE3の出口戦略への不安、中国の景気後退懸念及び短期金利の急上昇などで、変動幅の大きな週でした。週末に東京市場は大幅な上昇、NYダウは下落しています。
月間では、日本の落ち込みが小さく、日経平均は-0.70%で止まっていますが、ブラジルボペスパ指数は-11.30%の2桁の落ち込みでした。
そのほかの主要な株価指数の下落率は
NYダウ-1.36%、S&P500 -1.49%、イギリスFTSE100-5.58%、ドイツDAX-4.66%、スイスSMI-3.32%、香港ハンセン指数-7.09%、オーストラリアASX-2.82%でした。
これにより世界株価指数に連動するETFは-3.52%の下落<
新興国株価指数に連動するETFも-6.57%の下落でした。

主要株価指数上昇件数
2013年6月28アジア、オセアニア勢の頑張りで、上昇件数率60%を維持しました。4日連続の50%超えです。月間では10日間50%超えしていますが、一方50%に満たない日も10日間ありました。

VIX(恐怖)指数、28日は16.86です。
注) 通常は10~20の範囲とされています。

130628主要株価指数上昇件数

主要株価指数の上昇件数は、28日は4日連続の50%超えで、21指数÷35指数%でした=60.0%です。
地域別では、アジア・オセアニアが日本株式の上げで14/15指数、欧州は3/12指数、米州は4/8指数でした。ちなみな20日間(月間)で50%を超えた日数は、アジア・オセアニアが7日、ヨーロッパは8日、米州は9日です。


為替換算株価指数.
6月28日、ドル円で円安方向に振れたため、豪州とブラジルを除き、上昇しています。月初来では、為替は円高に1.6%振れたこともあり、ドル換算の日本株は上昇、日本投資家の海外株は下落という厳しい月になりました。特に、香港ハンセン指数、ブラジルボペスパの下落幅が大きく、BRICsの体調が際立つ月になりました。年初来でも、両指数は振いません、ハンセン指数はまだ4%のプラスですが、ボペスパ指数はレアル安の影響もあり、18%近くの下落になっています。

130628為替換算主要株価指数

主要10年国債利回り=長期金利
長期金利は、先進国の上げが目立ちます。米国、英国は2.0%を超えるレベルが定着し、ドイツの長期金利も1.5%を超えるレベルに入っています。日本は、日銀の政策で1.0ぇ未満を維持していますが、インフレターゲットは2.0%ですので、低金利とインフレは整合しません。いずれ、どちらかの政策が破綻します。円安での原材料・食品の輸入価格が上昇していますので、デフレからインフレへの転換は達成できそうですが、コストアップ・インフレは生活者の家計に大きなダメージを与えます。金利高騰への備えが必要になってきたと思われます。

130628主要国債利回り

為替換算商品先物価格
6月28日は円安方向にトレンドが変化して、各商品価格の多くは上昇しました。月間の価格を観ますと金とプラチナの低下が目立ちます。とうとう金は1オンス1,300ドルも割り、前月末に比べ、13.53%の低下、年初来でも、16.19%低下しています。最高値からみるとドルでの価格は4割近くの下落になっています。各ヘッジファンドの資金の引き上げが報道され、金需要の大きい、インド、中国の景気も不透明になっています。金価格はもう一段下がるのではと予測しています。

130628為替換算主要商品先物価格

各情報は、著者自身の投資に関する必要性と一般投資家への情報提供を目的に掲載しています。
・株価指数の上昇件数の情報は市場の方向性と国別のばらつきの確認。
・為替換算株価指数は、指数での騰落ではなく、円での騰落を認識するため、
・主要国債利回りは経済の方向性の確認(景気が良くなっているのか悪化しているのか)
・為替換算商品先物指数は生活者としての物価動向の確認
を目的としています。

※主要株価指数の国別・地域別は
・アジア・オセアニア:11ヶ国1地域15指数
日本4指数、香港、中国、韓国、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、インド、タイは各1指数です。
・欧州:12ヶ国12指数
英国、ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、スペイン、ロシア
・米州:5ヶ国8指数
アメリカ4指数、カナダ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン各1指数
・先進国と新興国の指数比較は23指数/12指数です。

※VIX指数
VIX指数とはシカゴ・オプション取引所が作り出した「ボラティリティ・インデックス」の略称です。指数はS&P500を対象としたオプション取引の値動きを基に算出されています。VIX(恐怖)指数は投資家の心理を示すものとして利用されています。
通常は10~20の範囲とされています。サブプライム問題などが発生すると指数は20を超えて上昇します。

本データは、原則 市場営業日の翌日に更新します。

数値などはできるだけ原資料を提供している市場・メディア等のHPを活用しています。・
主要株価指数の内、世界株式と新興国株価は日々の捕捉が小生には難しいため、私が所有するVanguard Total World Stock Index ETF (VT)とiShares MSCI Emerging Markets Index で代用しています。
為替レートは、原則表示当日夜間(21時~24時ごろ)のMSNマネー為替欄の数値を使用しています

☆ご相談は根拠の明示及び実証データをもとにご説明します。
お気軽にお問い合わせください。

★face bookページ オフィス マイ エフ・ピーを開設しています。
http://www.facebook.com/#!/officemyfp

文責
FP学会 会員
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

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