- 井元 雄一
- しあわせ家族の安心カイロプラクティック KCSセンター 院長
- 神奈川県
- WHO基準カイロプラクター 健康科学博士
最近、癒し系サロンの問題を指摘した報道が多いように思います。
2012年8月に国民生活センターから、国民に対しての無資格療法などの警告が出されました。
今まで接骨院での不正請求も含めて、グレーゾーンが多く、メデイアのメスが入らなかった(入れなかった?)所に
国の機関である国民生活センターが取り上げた事はとても画期的でした。
それを受けての報道でしょう。
この国民生活センターからの警告には
「接骨院で行なっているカイロプラクティックで骨折」
「健康ランドでマッサージを受けたところ歩行困難になった」
「接骨院に行ったら痛みがひどくなったが、病院に行かず通院を続けるよう言われた」
などの事例が引用されて警告しています。
またそれと同時に「WHOガイドライン」の存在も「カイロプラクティックにはWHOガイドラインが世界保健機関(WHO)により定義付けられている」と明記されています。
私も臨床活動を通して、近くの整体や接骨院でカイロプラクティックを受けて「調子が悪くなった」という来院者に多く出会いました。中には「肋骨が骨折していました」という方までいらっしゃいました。
「カイロプラクター」という称号は本来基準をクリアした先生しか使ってはいけないと思います。
ところが数日間のセミナーで学んだ人も自称カイロプラクターを名乗っているのです。
今後、整体院や接骨院などでカイロプラクティックを受ける場合は「WHO基準をクリアしていますか?」
との質問が非常に重要になってくるのではないでしょうか?
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120802_1.html
ちなみに参考までに下記の団体が国際基準をクリアしているカイロプラクターが所属している代表的な団体です。
参考にしてみてください。
JAC 一般社団法人 日本カイロプラクターズ協会
JCS 日本カイロプラクティック学士会
DCLC DC連絡協議会
DC-Japan DCジャパン
このコラムの執筆専門家
- 井元 雄一
- (神奈川県 / WHO基準カイロプラクター 健康科学博士)
- しあわせ家族の安心カイロプラクティック KCSセンター 院長
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