メディアが伝えなかった北九州ガレキ反対アクション

1945年8月9日、原子力爆弾は、北九州に落とされる計画でした。
場所は、現在の北九州市役所付近と言われています。

前日からの空襲で舞い上がった煙や曇り空によって、
計画は変更。北九州ではなく、長崎に投下することになったそうです。

2012年9月17日。

あの時、奇跡的に被爆を避けられた街、北九州市は、巡り巡って…
自らの手で放射性物質の付着した震災ガレキを焼却させることで、
環境中に核を放出することに。なんという、運命でしょうか。

一説によると、半径35キロ圏内では、かなりの影響。
200キロ圏内でも、何らかの影響が出るとの説もあります。

風が吹くまま拡散し、吸い込み、土壌に沈着し、
作物や水に影響を与えることになるでしょう。

まず、1番恐ろしいのは、吸引による被曝です。
症状に出るのが早いのです。

喉、目、呼吸系の異常、吐き気、皮膚の異常など。
なんとも言えない気分の悪さ…。
子どもの場合、鼻血を出したケースも。

病院に行っても原因はわかりません。
ヘタをすれば、心療内科や精神科にまわされます。
原因は、ストレスということになります。
国内のほとんどの医療機関では、お手上げです。

日本の医師で、正しく内部被曝のことを知り、
対応できる人はほとんどいません。広島、長崎のデータや海
外での事例は、軍事機密として取り扱われているため、
医療には反映されていません。

また、決定的な治療が存在するどうかも
わかりません。よって、
自ら防御するしかありません。

これまで、志のある方々が、
北九州の地で焼却反対運動を展開してきましたが、
焼却阻止には、至っていません。

今後、1年半の期間、毎日24時間、焼却は続きます。
放射能だけでなく、アスベストや六価クロムなどの有害物質も含まれます。

北九州、福岡、山口、大分、近隣の方々、警戒してください。
日本列島の風上です。広く拡散されるでしょう。

国が大丈夫と言っているから。
行政が安心と言っているから。
テレビや新聞は、何も伝えてないから。

本当に大丈夫ですか？

水俣病、薬害エイズ、原発事故…
毎度、国の対応は同じです。大手メディアも然り。

あとで泣いても始まりません。

ホットスポットの柏市から大分県に移住したママがいます。
原発事故後に子どもの体調、自分の体調に急激な変化が現れ、
疎開しています。彼女も原子力災害に警鐘を鳴らす一人です。

この北九州のガレキ受け入れに流れに
居ても立ってもいられなくなり、電車で北九州入り。
ボランティアの反対グループに合流し、小倉駅で、
ガレキ受け入れ反対のチラシを配布していました。
しかし、反応は悲惨なものでした。

日本人の恥！

と罵声を浴びせられ、涙を…。

自分の体験を伝えたい。北九州在住者の命を守りたい。
それだけで、動いたのに。

今からでも遅くありません。知ってください。
自分と家族を守ってください。少しでも運動に理解をしてください。

多くの人健康のために。
未来に繋げる命のために。

メディア伝えなかった北九州汚染がれき反対運動。
どうか、ごらんください。