「親離れできない子供」の本当の戦犯はだれなのか? - 家計・ライフプラン全般 - 専門家プロファイル

真鍋 貴臣
香洋ファイナンシャル・プランニング事務所 代表者
香川県
ファイナンシャルプランナー

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対象:家計・ライフプラン

伊藤 誠
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2016年12月03日更新

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「親離れできない子供」の本当の戦犯はだれなのか?

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【記事抜粋】

“親離れ”ができていない大学生が増えている

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1305/28/news054.html

 ベネッセ教育研究開発センターが行った調査によると、2008年に比べて今の大学生は「保護者のアドバイスや意見に従うことが多い」が5.8ポイント増の45.9%、「困ったことがあると、保護者が助けてくれる」が7.2ポイント増の49.0%であることが分かった。また「お金が必要になったら、保護者が援助してくれる」も5.6ポイント増の64.4%と、全体的に親に依存する傾向がうかがえた。

【抜粋終了】

これに対する私の見解⇒大学生なら自分のことぐらい自分で決めよう

■人生にとって最も大切なのは「自分なりの価値」を持つ事

私はFPとしてライフプランの話をする際に、相談者さんにとっての「価値」が何であるかという事を一番大切にしています。

価値とはすなわち「無くてはならないもの」であり、自分自身にとっての「核」であるからです。

また確固たる価値を持つためには、多様な経験とそれを反芻して血肉にしてゆく志が必要だとも思っています。

人間は自分の頭で考え、目の前の問題を「価値」に照らし合わせて判断していかねばなりません。

特に、「大人」として扱われる社会人としては、それが最低条件だと思います。

■現代の子供は裕福

一般論として、現代の子供は実に裕福です。

それは、父母に加え祖父母という「現代日本最大の資産家」から潤沢な支援を受けているためです。

モノと情報に溢れ、欲しいものは簡単に手に入る。

そうした環境にある子供が、経済的・精神的に自立を果たすことは難しいと言わざるをえません。

しかし多くの子供は金銭的な苦労を経験することなく学生時代を過ごし、社会人になるのです。

これまでの過保護から一転、自分で考え、自分の力で泳いでいくしかない「社会」への船出は、いわば2度目の出生経験(母親の胎内から生まれ出る経験)とさえ言えるのではないでしょうか。

■本当の先般は誰なのか?

とはいいながら、多くの学生は社会生活を通して自分なりの価値を見つけ、社会人へとステップアップしてゆきます。

にも関わらず、このような統計結果が出るのはなぜか?

私は、「子離れできない父母」「孫離れできていない祖父母」が原因だと思います。

子供にはいつまでも「子供」でいて欲しい父母、年に数回しか会えない「孫」を喜ばせようと、欲しいものをせっせと貢ぐ祖父母。

出生率が下がり、子供一人に対する大人の数が最大となった現代(そして益々加速する今後)、子や孫への愛情の集中が落ちることはないでしょう。

しかし、その過度の愛情は、結果として子や孫が大人になる時間を遅らせているのです。

自分なりの「価値」を持てない人生は、とても悲しいものです。

子や孫の本当の幸せを願うなら、今すぐ子供に「自分の頭で考え、自分の力で生きてゆく」方法を教えるべきなのです。

そういうものは外部からのバイアスがかからない限り、自発的に出るものではありません。

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