と言っても、根幹は一緒ですが・・・・・
プランニングの仕方でも変わると思ってます。
他の方はわかりませんが、私はお客様と給付されるイメージをします。
例えば
「あなたは、将来どんな病気にかかりますか?」
お客様
「親がガンなのでガンにはなるかなぁ・・・・」
「ガンになった時のことをイメージしたことはありますか?」
お客様
「はい、私の父は糖尿病から肝臓ガンになっていったので・・・・・」
「なるほど、それでは、ご自分が将来なる可能性が高いと思ってらっしゃるならば対策をしたいということですね」
お客様
「そうですね。あの苦しみは本人ならずとも家族も苦しみましたから・・・・」
私
「わかりました。それでは、私は今おっしゃったことに対して様々なケースに対応できるよう設計してみます。」
お客様
「よろしくお願いします。」
こんなやりとりをして、リスクに対して設計していきます。
「この保険は、ウィルス性の風邪で入院したときに対応します。しかし、病気全般ですので糖尿病で入院、手術した時も対応します。また、おっしゃっていたそこから悪化してガンになって入院、手術した際も給付対象です。」
「しかし、金額としては風邪等の入院日数の少ない病気に対しては十分と思いますが、糖尿病のような成人病ですと入院日数も増えることも手術等も負担が多いかもしれません。ですので、成人病に対しては成人病特約という限定されたものに対して給付される特約でカバーしましょう。それの方が保険料負担が少なく、逆に全ての病気に対応する入院医療保険を増やすと高くなるからです。」
「そして、ガンや三大疾病に対してのものに対応するものを用意しましょう」
するとお客様もご加入時にイメージをするので少なからずどんな保険に加入したかの記憶があります。
しかし、当然時間が経つと忘れてしまいます。
私のお客様は、5年後くらいにお会いした際に連絡してくる方が多いです。
「今の保険の見直しをしたいのですが・・・・」
そして、私が今一度ご説明すると
「いい保険に入っていたのですね!そういえば思い出してきました(笑)」
こんなやり取りが多いです。
やはり保険の不払いを防ぐには加入時にしっかり考えることとその後の担当者とのお付き合いが大切ではないかと。そう思います。
新しい保険が出たからすぐに変えていくと、結局お客様にメリットがないことが多い気がします。
ですから、しっかり考えないでご加入した場合は、加入しなおすメリットはあるかもしれません。
しかし、ただ加入しなおすのでなく、
しっかり担当者と考えて見直す。担当者に聞いてください。
「これからずっと面倒みてもらえますか?」と。
この覚悟が「保険営業担当者としての資格」と私は思います。
このコラムの執筆専門家
- 大村 貴信
- (ファイナンシャルプランナー)
- イーエフピー株式会社 ファイナンシャルプランナー、相続FP
保険の目的は給付をもらうこと。だから一生のお付き合いをしたい
「保険は人間の気品の源泉である」と福沢諭吉先生が「西洋事情」という著書で紹介された保険は、誰かの役に立つ・愛のある商品です。貴い真心とゆうきをもって夢に向かってお客様と一緒に保険を設計してまいります。
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