- 上前 拓也
- コーチングOffice友歩 エグゼクティブ・コーチ
- 北海道
- パーソナルコーチ
対象:コーチング
振り返ってみると、きっと思い当たる節があるかと思います。
特に、論理的に考える人や、答えを早くに出したい人は
この傾向が多いように感じます。
話の途中で「でもさ」とか、「それはさ」とか言って、自分の話をし始めると、
相手には「聞いてもらえない」という感情が残ります。
相手が30%話したところでさえぎっても、
95%話したところでさえぎっても、
「全部聞いてくれない」(0%) という感情に陥ってしまいます。
この「話をさえぎる」というのは、相手の本音を聞く事が出来ない
という可能性があります。
以前にも書きましたが、大抵の場合、
「相手の本当に言いたいことは話の一番最後に出てくる」ものです。
よく上司が「結論から先に言え!」など言います。
結論から話してもらうと、確かにスムーズに話が入ってきやすいのですが、
この場合でもやはり、その結論に至った理由の大事な部分は
「話の一番最後」に出てくる事が多いです。
話を聞いている途中で「それは違う」と思っても、「考えが違う」と思っても、
最後まで、ゆっくり話を訊いてあげてください。
話の最後に、とても大事な言葉が隠れてるかもしれません。
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