成長は「気にする」ことから始まる - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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成長は「気にする」ことから始まる

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教室には、あまり言葉をペタペタ貼らないようにしています。


これも私なりの「こだわり」で、

もちろん所狭しと貼っている教室もたくさんあります。

それはそれで「こだわり」があると思うので、

それを否定しているわけではありません。



その数少ない「ことば」のなかで



成長は「気にする」ことから始まる



という言葉を大きく書いています。




固い言葉で言えば「覚悟」「自覚」だと思いますが、小中高校生に伝えるとなると「気にする」という言葉が一番合うと思っています。




生徒が「気にするようになった」かどうかは、

普段の勉強を見ていればハッキリとわかるものです。


「あ、ここを気にするようになったか」


「へぇー、これを気にして今やっているんだ」


と私は思いながら見ています。





気にしていれば、必ず勉強の様子に反映されます。


それを私は見逃しません。



「あ、この子は気にしだしたから次の段階に指導をもっていこう」


「お、この子はここも気にするようになったか」



これを指導を変えていくシグナルにしているのです。








例えば、

塾屋では「独学レベル」を全生徒に「柔道の帯」のように色分けしてあります。


白・・・独学初心者(または入塾初期)

赤・・・独学できない人

黄・・・日頃の勉強は独学できる人

銅・・・テスト対策を独学できる人

銀・・・受験勉強を独学できる人


というように。




そこの「赤」にいる生徒の多くは

「自分が赤であること」を受け入れて、そこに慣れてしまいます。


それが、

塾で独学を学び、一人で勉強ができてくると



「これ、そろそろ黄色になれるのではないか」

「黄色になりたい」


と思えてくるようになります。


つまり「気にする」ようになります。



そうなると

どうしたら黄色になれるのか

今の自分のどこを良くしたらいいのか

が気になってきます。



そして、私に

「あと、どうなったら黄色になれますか?」と聞いて来たり


「こういうところを直さないとダメだろう」と自分なりに意識をするようになります。






勉強も仕事も家事も「気にするかどうか」の差です。


それは、まさに、「価値観」でもあり

その人の「人となり」ともいえます。



だから私は「まずは、気にしなさい」と指導しています。

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