- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
GoogleAnalyticsでのカスタムキャンペーンの活用法
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ペンギン予告が出ていますね。
今度はスパムリンクを駆除すると自信満々なグーグル。
さて、いたちごっこにもなりがちなSEO会社との戦いはどうなるんでしょうね。
楽しみです。
※よく誤解されるのですが、弊社はSEO会社ではありませぬ。
ちゃんと今年は毎週BIGとTOTOを買っている小坂です。
今日はGoogleAnalyticsのカスタムキャンペーンの活用法の話です。
カスタムキャンペーンを使うと、GoogleAnalytcis(以下GA)で、
設定したパラメータを元に、要素分解して、プロモーションの効果等を
図りやすくなります。
カスタムキャンペーン用URLの生成については下記ツールを使うと便利です。
https://support.google.com/analytics/answer/1033867?hl=ja
※いっぱいカスタムキャンペーン付きURLを作りたい場合は、
このツールを使わずに、エクセルとかで各キャンペーン名と
URLを作成し、そこからなんらかの方法で置換する方が楽かもしれません。
例えば、CSVに落として、「,」を、「utm_source」とかに置換するとか。
カスタムキャンペーンはパラメータの一種ですが、
これを使うとどう便利かというと、複数のパラメータの中で、
どのような傾向があるかを把握しやすいということがあります。
例えば、3つの媒体それぞれに3つの遡及ポイントで広告を出したとします。
そうすると、
utm_source=google&utm_medium=CPC&utm_campaign=即日配送
のような感じでパラメータが付きます。
その場合にGAで見ると、媒体ではどれが効果があったのか?キャンペーン内容ではどれが良かったかがわかるので、
「じゃあ次新規媒体で広告を打つ場合に、Aという遡及ポイントで広告を打つといいのかな?」とわかってきます。
そして実施後、さらに計測すると、色々なことが分かってきます。
5つのパラメータ種別ごとに、クリック数やコンバージョン数、直帰率等の指標がわかれば、どの要素でどんな違いが出たかがわかるということです。
重要だと思うのは「utm_campaign」ですね。
実際に配信した内容を解析しやすく設定し、
効果的にプロモーションの意味づけを図ることが出来ます。
リスティング広告なんかでも活用できます。
注意点として、パラメータですから、ユーザからも丸見えですので、
見られてもいいような設定にしましょうね。
ところで、「シビラ」でもカスタムキャンペーンを取りこんで、
各要素ごと(組み合わせを含む)でPVやCV数、それらの個別経路等を見ることが出来ます。
ですので、Aというキャンペーンで来た人はどういう動きをするのかな?とか、
どの要素が大きな差を産むのか等を簡単に分析できます。
機能の詳細は下記をご覧ください。
http://www.sibulla.com/version_up/campaign_analytics/
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