- 齋藤 めぐみ
- キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
第一章を読んでいくと、「わかるわかる」ときっと
皆さんもうなづくことが書かれていると思います。
今、日本の企業、組織で何が起こっているのか、
いろいろな観点から説明してくれています。
どうして人間関係が希薄な職場になってしまい、
「事なかれ主義」
「自分さえ成果出せていればいい」
という状態になっている現代の職場環境がリアルに想像できる。
片方で、うまくいっている事例としてグーグルや、
サイバーエージェントが取り上げられて、その取り組みや
社内コミュニケーションの方法が描かれている。
強い組織の理由もわかる1冊。
そしてどんな職場でも、改善することはできるということも
この書籍の伝えたいメッセージの1つだと思います。
会社に行くことがまず「楽しい」と感じるためには、
やはり「仲間」と仕事を作り、顧客に価値を提供し、
達成感をともに味わったり、共有したりすることが大切だと
私も思います。
そのためには、コミュニケーション、チームワーク、
個々人の価値観を尊重した人間関係づくり、
そして強いビジョンが必要だなと改めて感じました。
今の会社で「私だけががんばっている」
「会社が何もしてくれない」「人間関係が悪い」
と感じている方、ぜひ会社を辞める前に、手にとって読んでいただき、
「自分にできることはないか?」と一度考るきっかけにしてほしいと思います。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 めぐみ
- (キャリアカウンセラー)
- キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー
ソフトバンクBB株式会社で人事・採用業務に携わり、その後、大手人材会社にて求人開拓営業などに携わる。2007年に独立し、現在はフリーのキャリアカウンセラーとして、経営者や一般の方の相談を受けている。
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