- ボイトレ先生
- エーエムジェー株式会社 ボイストレーナー
- ビジネスコーチ
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
皆さんは、自分の声を録音して聴いた事はありますか?
ほとんどの人が、録音した自分の声に、【違和感】を感じると思います。
それは、何故でしょうか?
その正体とは‥‥【骨伝導】と【内耳】です!!
とは言っても、コレだけで、「あーはいはい骨伝導ね!なるほどー‥‥」とはなりませんよね。
では、説明していきましょう!!
みなさんが、喋ると、声が出ます。
その声を(音を)出しているのが、【声帯】と呼ばれる器官です。
【声帯】は喉にあります。この【声帯】が息を、声に(音に)変えてくれるわけです。
その時に、【声帯】が発した【声】(音)が、骨を伝わって、直接、【内耳】と呼ばれる器官に響きます。
それが、【骨伝導】と呼ばれる現象です。
普段、皆さんは、自分の声を、【骨伝導】による【内耳】の音と、口や鼻から出た声を、外側の耳(外耳)から聞いた音とを、ミックスして聴いているのです。
録音して、聴いた声が、普段、喋っている時に聴いている自分の声よりも、【軽く】て、【細い】理由は、ココにあるのです。
その証拠に、自分以外の人の録音した声を聴いてみて下さい。
普段、聞いている、その人の声と、何ら変わりないのがわかるでしょう。
つまり、自分の声は、身体から直接聞こえているのです。
それは、ある意味、諸刃の剣と言えるでしょう。
メリットは、自分の声は、【強く聞こえる】という事です。
LIVEの時に、プロの歌手が、歌いながら、片耳をふさぐのを、見た事がありますか?
あれは、周りの音がうるさくて、自分の声が、よく聞こえない時に、内耳を通して、自分の声を聴こうとしているのです。
あたかも、【自分専用のモニター】みたいな使い方ですね。
デメリットは、同じく、自分の声は、【強く聞こえる】という事です。
あまりにも強く聞こえると、逆に、周りの音が聞こえなくなってしまって、結果、バンドや、オケと、音がズレたり、リズムが合わなくなったりしてしまいます。
そんな時は、外側の耳である、【外耳】を使って、自分の声を、【周りの音と同じように聴く】という事が、とても重要になります。
リズムのズレや、音程のズレは、もちろんの事、声の音色(トーン)や、ニュアンスなどは、【外耳】で聴けるようになると、より明確に、【音が見える】ようになりますよ!!
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