私は検索エンジンに自身の会社に関するワードを入力し、自分の会社にどういうニーズが求められているのか、いろいろと考えたりするのが好きです。
そこで上位にあがってくるのが、私が昨年の夏にカウンセリングQAサイトで回答したもの。
ご相談いただいた方から 「気付きを得た」 というカウンセラーとしてはこのうえない嬉しい返信もいただいたので、今回は前半と後半に分けて、プロファイルのコラムとしてアップしたいと思います。
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【ご相談概要】
ずっと好きだった人がいる。その人はいろいろな相談にのってくれた人で、2年くらい、ほとんど自分から連絡をとるような形で会ってはいろんな話をしてきた。
自分には婚約者がいた時期もあったが、結局その人の存在が大きくて別れてしまった。
でも、最近その人に恋人がいることがわかった。
辛くて、ショックで、断ち切ろうと思って、連絡先もすべて消してしまった。
でも、さみしくて辛い・・・私はこれでよかったのでしょうか。
【私の回答】
人は、こと恋愛において、どうしてその関係性に「名前」をつけたがるのでしょうね。
「夫婦」「恋人」「浮気相手」「友達」・・・確かに、名前つけると安心しますものね、単純に。
あなたは、お相手との関係性に「恋人」という名前を付けたかった。
でも、「恋人」なら相互に連絡を取るはず・・・などと考えて、「友達」という名前をつけた。
けれど、その「友達」に恋人がいることがわかったら、途方もなく絶望して連絡先も消してしまったんですよね。
私がもしあなたから 「私と彼との関係って、何なのでしょう」と聞かれたら、こう回答させていただきます。
「あなたが何でも相談できる大切な人」
それで、いいんじゃないですか?
だから、どうして大切な人の連絡先を消してしまったのかなぁと思います。
いろいろと相談ができる異性の人ってすごく大切な存在ですよ。
「恋人」という名前に執着するあまり、見えなくなってしまった気持ちがありませんか?
その人が自分にとって「大切」なら、「もう迷惑だから連絡してこないで」と言われたとしても、大切な人の気持ちを尊重しますよね。
だから、ストーカーにならないのです。
関係に「名前」を求めて、ご自分で断ち切って苦しむ必要はありません。
人間って、そんな一言で片付くような関係だけでは成り立っていないですからね。
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後半では「セックスフレンド」という言葉について考察してみます。
このコラムの執筆専門家
- 小日向 るり子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- フィールマインド 代表カウンセラー
感情を否定せず、まず寄り添うこと、を理念としています。
会社員時代にボランティアで始めた電話相談員がカウンセラーとしての原点。退職後にカウンセラー資格取得。その後労働局にてハラスメント相談員を経て現職。相談内容を特化せずどんな言葉でも【聴く】ことに焦点をあてたカウンセリングを行っています。
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