ハーグ条約締結と子の幸せ - 親権・養育費 - 専門家プロファイル

藤本 厚二
埼玉県
ファイナンシャルプランナー

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対象:離婚問題

阿部 マリ
阿部 マリ
(行政書士・家族相談士)
阿部 マリ
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(行政書士・家族相談士)
岡野あつこ
(離婚アドバイザー)

閲覧数順 2024年12月13日更新

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ハーグ条約締結と子の幸せ

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 こどもの日を含む長期連休も終わりました。子供を間にした幸せな家族の姿を見る一方で、離婚をめぐる問題はあとを絶たない。そこには子供を無視した、親同士の自己主義や、DV、虐待等々数えれば限りのない問題が存在する。子供の幸せを願うことをすっかり忘れているかのように、日常茶飯事に繰り返している。

最近では、国際間の結婚が増加し、同様に離婚が発生している。離婚に伴い片方の自国への子供連れ去りや子供連れ去られが大きな問題となっている。

 このような、国境を越えて、子の不法な連れ去りによって生じる、様々な子への悪影響を守るために「ハーグ条約」が存在する。

 ハーグ条約は、原則として元の居住国に子を迅速に返還するための国際協力の仕組みや国境を越えた親子の面会交流の実現のための協力について定めています。

世界87カ国が加盟しています。G8加盟主要国のうち「日本」のみが未加入です。

条約締結のメリットとしては、外国から子の返還を求めるための手続きを迅速に行えるようになること。子の連れさりの発生を未然に防ぐことができるようになること。親子の面会交流の機会の確保ができること。

具体的には、他の締結国への不法な子の連れ去りについて、中央当局による支援を受けつつ、条約に基づいた返還手続きをとることができること。また、条約未締結を理由とした我が国への子を伴う渡航制限の改善が期待できること。等が挙げられる。

 今回衆議院で全会一致で承認可決され、参議院に回された。今国会中の成立が期待できることと思う。

 

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