掛け捨ての保険が本当に損なのかどうか?結論からいうとそんなことはないです。
保険会社が保険料を決めるときどうやって決めるかを考えれば簡単に理解できます。
説明するに当たり始めに3つの言葉の意味を説明しておきます。
付加保険料・・・保険会社の経費・保険会社の儲け。(ここが高い保険会社は保険料が高い)
危険保険料・・・死亡率から割り出した保険料。(参考とするデータはどこの保険会社もほぼ一緒)
生存保険料・・・満期返戻金 お祝い金
さて本題です。
「掛け捨ての保険」と「貯蓄にもなるといわれている保険」の保険料の構成は次のとおりです。
・掛け捨ての保険
[付加保険料]+[危険保険料]
・貯蓄にもなるといわれている保険
[付加保険料]+[危険保険料]+[生存保険料]
つまりどちらの保険も[加保険料]と[危険保険料]が同じ金額含まれているので掛け捨てが損という訳ではありません。そう考えると、無事故ボーナスなんてもらえる保険は掛け捨ての保険と同じ保険料に上乗せして[生存保険料]分を多く払っておきながら、無事故でなかった場合はその分高い保険料を払って損したことになりますね。
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