
- ウジ トモコ
- 代表取締役 アートディレクター
- 東京都
- アートディレクター
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
先日、私よりも年上のベテランのデザイナーさんと打ち合わせをしていて、ちょっと気になった言葉がありました。
「やっぱり最近の流れは、そいで、そいで、っていう感じだからねぇ。」
デザイナーという人種の「律儀」さを感じる瞬間です。その潜在的な縛りはもちろん「オーダー」からもちろんきています。クライアントが、ターゲットがそれを望んでいるからそうせねばという「見えない枠」が「見せるもの」に影響を及ぼしているのです。
■可視化(見える化)マ−ケティングの法則−5
ひるんではいけない。
なぜか。
いさぎの悪いコンセプトは伝わらないから。
メリハリのないレイアウトは、弱いから。
切れ味のないコピーでは感動してもらえないから。
どちらか?
をもし悩むのであれば
どちらか
に今すぐ決めてしまうことです。
コンセプト立案からビジュアル戦略を創る、という手法からいえば、そいでいくと同時に、突き進んで抜けていくような感覚が常に必要です。
マーケティングとして使うデザインのパワーは「潔さ」であり、模倣やブームとは逆のベクトルを意味します。
幸い「デザイン」はやり直しがききます。
やって見れば、すぐに分かるのです。
悩むだけ無駄です。
そして、もしも出来上がったデザインが、弱々しいなと思った時
コンセプトは、弱くはありませんか。
事業戦略に甘さはありませんか。
ひるまずにまっすぐ、
コミットメントしましょう
Be daring,(勇気を持って)
Be first,(誰よりも早く)
Be different,(人と違うことをする)
成功はゴミ箱のなかに
のなかで、出てくる言葉です。素敵ですね。
ビジネスパーソンのための偉大なる経営者の言葉ですが、真のクリエイターであるならばここだけ目指して、猛突進して、当たって砕けてもよいところだと私は思います。
もちろん「マーケティング」しているからあたっても砕けない、突き進んでしまうだけなのですけれどもね(笑)。