
- ウジ トモコ
- 代表取締役 アートディレクター
- 東京都
- アートディレクター
対象:経営コンサルティング
九州では、カリスマと言われるエステ業界の女性社長さんに、先日、お仕事や生き方についてインタビューさせて頂く機会がありました。(今、プロモーションを企画中です。)
その時にとても印象に残った言葉が「告白させる営業」「行列したら、待たせておけ」という二つの言葉。
「可視化(見える化)マ−ケティングの法則−4」のまさに意図するところです。
■可視化(見える化)マ−ケティングの法則−4
媚びてはいけない。
なぜか。
双方の関係のバランスが崩れてしまうから。
「告白させる営業」
「行列したら、待たせておけ」
確かにおっしゃる通りですよね。
誰かに好かれようとして、自分をねじ曲げても決して長続きはしません。テクニックを駆使して媚びるよりも、本当に自分で自信が持てる「コア」を魅せることでリスペクトしてもらう方が、ビジネスだって長続きするに決まっています。
主張のない表現である限り、デザインは宣伝の域を超えられません。
周到に近づこうとするのではなく、
堂々とコミットメントしよう。
あなたはコミットメントできていますか。
もちろん、という方へ
「言葉」で伝えきれない、理想や情熱を
視覚表現しようとしていますか。しきれていますか。
「画期的」で「革新的」であるならば、
デザインでもコミットメントしてください
日本では、プレゼンテーションや見た目のアピールについて、「控えめ」「人並み」「標準」でよしとする傾向がいまだ強いと言えます。それでいて、誰かが試しててうまくいったというプロモーションだけは熱心に後追いするのです。
もちろん、成功事例の後追いをしてプロモーションするのも良いでしょう。顧客に接近していくのは、一時的には有効な手段の一つであるには違いありません。けれでも、そもそもブランディングが出来ていない、あるいはしようとしていない状態で、それは自転車操業と同じ。大きな軸を、まずはメッセージしなければ、先行している成功者と同じ効果は得られないのです。
ビジネスの「コア」の再確認の意味も含めて、可視化(視覚マーケティング)を検討してみてください。
「告白させる営業」は、まさにそういった「せめる」でなく「ひく」アプローチに非常に有効です。
ちなみに
「行列したら、待たせておけ」
もカッコいいですよねぇ。
『0から数十億のビジネスを作る人』の言葉と言う気がしました。