
- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:経営コンサルティング
もうすぐ浮上「デジタル・サイネージ」ってなに? #1
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ウェブの地平線、ココ〜未来系。
デジタル知財がキーワード
2008-04-15 09:46
会社のパソコンで、自分のパソコンでwebライフを自分流にアレンジすると仕事の効率もあがります。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
さて、
慶応義塾大学デジタルメディア・コンテンツ総合研究機構
デジタル地財プロジェクト(DIPP)シンポジウム2008に、
参加してきました。
「デジタル地財」プロジェクトとは、
「デジタルコンテンツ」を生成・編集・統合することによりデザインされる、
シナリオを持った「コンテンツ」の創造を行っているところです。
要は、ITを駆使してさまざまな「コンテンツの未来系」を考えているといった感じです。
研究テーマは下記の内容、
IPラジオ
デジタル・サイネージ
コンテンツ取引市場
デジタルキッズ
ポップカルチャー
ほか
その中から、気になったテーマをいくつか取り上げてみたいと思います。
全体の進行は、中村伊知哉さん、慶應義塾大学DMC機構教授がアナウンス
でした。
「デジタル・サイネージ」とは、
屋外や店頭、交通機関など、家庭以外の場所で、ディスプレイなどを使って情報を発信する、メディアのことです。
簡単に言うと「外見メディア」(外で見る)ということでしょうか?
これは、とても大きなマーケットがあり、今まではTV、ウェブ、ワンセグなどで、
ある意味、室内で受動的に見ていたメディアが、街の中にどんどんと表示される(溶け込んでゆく)ことになるのです。
それは、
1 生活者のリアルな生活行動にあわせて、メディアを発信できる。
2 生活者に近い情報を、リアルタイム、リアルワールドで展開できる。
3 ユビキタス社会において、時間と空間を特定できるメディアになる。
というメリットがありそうです。
この市場は、まだまだ未開拓の領域でやっと浮上するか?といった状況のようです。
今後の検討課題として、
1 技術的ガイドライン
2 広告指標的ガイドライン
などを作ってゆくという、まさしく「レアな情報市場」なのでした。
まるで、TVの視聴率が、TV業界に大きな影響を及ぼすように、
外見メディアの「視聴力?」という指針になるのでしょうか?
近い未来、この市場には「ビジネスの種」がたくさん落ちているような
気がするのは、
はたして私だけでしょうか?
「デジタル・サイネージ」注目したいキーワードです。
デジタル・サイネージコンソーシアム
オールアバウト/専門プロファイル、山藤
クリエイティブ・プロダクション 広告デザインと映像のエスオープランニング