インデックス・ファンドの選び方 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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インデックス・ファンドの選び方

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資産運用の原則 投資信託の選び方
現代ポートフォリオ理論では、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドを
なるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。

「なるべく安く購入して」の意味には二つあります。

一つは、インデックス・ファンドの購入・保有に関するコストです。ファンドのコストは
販売手数料+信託報酬×保有年数+信託財産留保額になります。

これらは全て%で表されますので、ファンドを比較するときは

1.信託報酬の安いもの:保有中は継続して信託財産に掛かりますから、少しの差でも保有年数により大きなものになります。例えば0.3%の差でも、10年経てば3%、元手が100万円であれば約3万円以上の差になります(実際には運用実績の複利で効きます)。

2.販売手数料の安いもの:同じファンドでも販売する会社によって販売手数料がゼロ〜数%まで変わります。従いまして、一番安い会社で購入ください。

3.信託財産留保額:ファンドにより設定の無いものもあります。

インデックス・ファンドですから、ファンドの成果は殆んど同じです。10年保有すると考え、
トータルコスト=販売手数料+信託報酬×10年+信託財産留保額
として、このトータルコスト同士で比較しやすいものを選定ください

もう一つは 株式市場の株価水準が安いときに購入するという意味です。
これは現在(2008年4月)のような株価水準にある際に購入すると良いという意味があります。
このような際に、資金をプールしておいて購入するのが、最も良いのですが、将来の株価予測はプロでも困難ですから、今がチャンスと考えて購入するしか有りません。但し、まだ下がるかもしれませんが、そのときはまだまだチャンスが続いたと考えてください。

むしろ、我々一般投資家の場合には、一定金額を継続して購入するドルコスト平均法の効果を期待して、毎月積み立てなどの工夫が安く購入する方法になります。