「相手軸な話」㊻またまた勘違いと思い込み

「もっと『相手軸』に立って考えましょうよ。」

つい先日、私が言われた言葉です・・・
「相手軸思考」を提唱する私は、基本的に「自分のことはわからない」だから「相手に必ず確認しよう」と言っています。にもかかわらず、「自分ならこういう風に言われても大丈夫」という自分基準で行動を取っていたのです。
しかし、それはあくまでも「自分基準」・・・
自分がされても大丈夫ならば相手にしても良いわけでは無いのです。

冒頭の言葉は、そんな私に対して諭すように投げかけて下さった友人達の暖かいフィードバックでした。
私は、、忙しくなって、疲れて、頭が回らなくなったりすると、焦ったり、慌てたり、早とちりしたり、勘違いしたり、と完全に平常心が失われた行動を取ってしまいます。
そんな時でも、基本姿勢として「行動スピードを重視する」私は、つい、相手に確認せずに、自分基準で判断してしまうようになります。
つまり、仕事の遅れを取り戻すために、頭のCPUの判断処理をショートカットしてしまうのです。
その為、オーバーフローしたときは非常にヤバイ・・・・
今までも、たくさんの友人に迷惑を掛けています。

思い込みによる、間違った理解・・・
こう言うことは、世間でもよくあるようです。
例えば、昨日の関東地方の砂嵐！
パニックとか、言う状態では無いですが、事前情報に完全に惑わされた感がありますよね。

先月のあの砂嵐は、多くの方が「黄砂」だと思いました。
FacebookやTwitterでも大騒ぎでしたからね。
私もこれは、酷い「黄砂」だと思いました。
もう1km先なんてまったく見えなかったのですから・・・

しかし、気象庁によりますと、これは東京では「煙霧」、一部地域では「砂塵嵐」と言う気象現象なのだそうです。
でも、ここ1ヶ月の中国からの黄砂飛来の報道、同じくPM2.5飛来の報道により、「思い込み」が頭を支配しちゃうんでしょうね。

でも、中には酷い砂嵐だ！と言いながらも「天気予報では、黄砂は飛んでいないと言っているので、これは黄砂では無いよね。何なんだろう？」と冷静に、情報を分析している人もいました。

私もそうですが、多くの人が、事前情報やその時のオーバーフロー状態で「思い込み」や「勘違い」をしてしまいます。普段そのことを考えていても、やってしまいます。

「相手は自分とは違う」だから確認する。
「目の前の現象を判断するには、もう少し角度の違う情報が必要だ」だから情報を集める。

でも、「自分ならばOKだから、きっと相手もOKだろう・・・」と考えてしまうのです。
また、「自分の持っている情報では、きっとこうに違いない・・・」と考えてしまうのです。

と言うわけで、私は、深く反省し、どんな時でも平常心を持って、相手軸で考えることが出来る様、今日も修行の一日を過ごしたいと思います。

え？どんな修行をするのかって？

「『競合店に負けない店長』がしているシンプルな習慣」を読むのです。
自分で書いているのに、出来ていないなんて、著者の恥ですからね！！

（まずいな、こんな事書いたら、本が売れなくなるかも・・・）

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