先ほどお話しをしましたように、マンションは“収益を生む箱”です。
箱=「専有部分」(お部屋の中)に関しましては、クロスを張り替え、床をきれいにすれば、新築同様のピッカピカになります。
しかし「共用部分」(外壁・屋根・エントランス・廊下・階段・エレベーター等)に関しましては、
所有者で組織する管理組合(ほとんどは管理会社に全部委託しているのが実情ですが…)
が維持管理・清掃を行っていまして、なかなか一人の所有者の思うようにはなりません。
ですから、マンションの管理状態を見るには、「共用部分」で判断することが大切になってまいります。
判断のポイントとしましては、
・外壁やエントランス、廊下、階段はきれいか
・管理会社はどこか 常駐なのかor巡回なのか 清掃のセンスの良し悪しはどうか
・戸数は何戸か できれば50戸以上がベター
・ファミリータイプ混在型かor賃貸専用型か オーナーが住んでいるほうがベター
・過去の修繕履歴はand修繕積立金の総額は 重要事項に関わる調査報告書を取り寄せる
以上の点をおさえていただけば大丈夫だと思います。
なお、「専有部分」に関しましては、(またまた極端な言い方をさせて頂きますと)
間取りやバルコニーの方位、バス・トイレ別等にあまりこだわる必要はないと思います。
弊社の管理しているマンションも、立地さえ良ければ、北向きでも1階でもユニットバスでも、
きちんと入居してくださいます。
【6】へ続く・・・。