- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
毎年電通が出している「日本の広告費」の2012年版が届きました。
毎年役立つデータありがとうございます。
昨年は5年ぶりに広告費が上昇に転じたというのが大きなトピックですね。
皆さん、こんにちは。ウェブ解析共和国の小坂です。
読んでいて、要約というか参考になりそうな部分を紹介します。
・まず広告費総額は約5兆9千億円だそうです。
2009年の水準に戻ったようですが、リーマンショック以降の落ち込みからようやく回復した感じですね。
・媒体別にはマスコミ4媒体も五輪効果かラジオを除き上昇に転じたようです。(震災からの反動もあるでしょう)
インターネットは7.7%増と大きな伸びみたいですね。
・伸び率が大きかったのは自動車だそうです。
・インターネット広告は約8680億円で、媒体費が約6600億円、広告制作費が2051億円だそうで、
製作費が2年連続で伸び率が1割超えたのが特徴です。
それまでは制作費は伸びが鈍化していましたが、媒体だけではなく、
どういうクリエイティブや表現をするかが問われていると言えるでしょう。
・広告媒体費のうち、運用型広告が約3400億円と大きいです。
検索連動型広告などが含まれますが、アドエクスチェンジ等も含まれています。
アドエクスチェンジ、SSP、DSP、アドネットワーク等の用語が報告書には出てきます。
ウェブ解析士の講座でもこの辺が今回から強化されていますが、今後注目ですね。
詳細は実際に日本の広告費をご覧いただければと思いますが、
運用の重要性が高まっていることが2011年に引き続いての傾向で、
そのためにはウェブ解析が必要で、
ウェブ解析士の出番ではないかと思っています。
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