
- 奈良 修次
- ナラ鍼灸院 院長
- 大阪府
- 鍼灸師 臨床検査技師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
近年のART(生殖医療補助技術)の発達は素晴らしく、その業績もあり、たくさんの患者さんが赤ちゃんを授かりお母さんとなられ喜んでおられます。
ただ、臨床血液学や東洋医学の立場から現状を見させていただいて思いますのは、胚移植を何度も繰り返すが着床しない難治性と思われる着床障害の存在です。それも形態良質胚であるのにもかかわらず着床してくれないグループの存在です。
その原因として、不妊専門クリニックに赤ちゃんが授からないので受付にこられる患者さんの年齢が高齢化してきていることと、それに加えて治療を受けておられる患者さんの多くが内分泌学的治療に対して不応性であることが背景にあるといわれています。
このようなことから、着床不全にしている原因には、「卵子の質」や「着床の窓」が関係することは間違いの無いことと思われますが、明解な着床不全の治療においてはヒトの着床メカニズムをより詳細な理論に基づいて研究し、これまでにない治療法を開発していかないといけませんが、ただ現状で言えることは、着床成功のバックボーンには定常状態となす血流が欠かせないことです。
卵巣機能、卵胞育成、卵子育成、排卵、子宮機能、子宮内膜形成、着床、妊娠これら過程で大切な役割を課しているのが血流なのです。継続的な血流障害や期間的な血流障害が妊娠不成功に導きます。その引き金ねとなるのはストレスや年齢や生活習慣と様々な原因が考えられます。
ですから、妊娠の「負」となる血流障害を可能な限りなくしていくことが大切と考えます。
「妊娠のチャンスを高める」実用冊子「臨床入浴」は毎日の健康的な血流の確保を元に着床成功から妊娠にと導きとなる実施書をいいます。
◆実用冊子はつぎのケースで活用できます
1. 検査など、すべて問題がないのになかなか妊娠しない原因不明の不妊で悩んでいる
2. 形態良とされる胚移植を繰り返しているが妊娠に至らない
3. 生殖医療補助技術(ART)にふさわしい良質な卵子に出会わない。良い卵子を迎えたい
4. 34歳を過ぎて「卵子老化」と思われる採卵を、老化を遅らせたい
5. 着床成功のために胚の移植日に合わせて血流をベストに持っていきたい
6. 硬いお腹が妊娠にマイナスといわれやわらかなお腹にしたい
7.冷える、むくむ、肥満などの瘀血(おけつ)体質を改善して妊娠に適した体質にしたい
8.血管年齢を若くして、卵巣や卵胞の働きを高めたい
9. 着床が持続してくれず流産してしまう
10. 高齢でもあり、繰り返す時間も限りがあることから、着床率の高い卵子を育てたい
11. 高齢者でもあり、体温、血流、メンタルなど合わせて妊娠に適した体調を準備したい
12. 妊娠に欠かせない大切な血流pointを知り、妊娠成功に努めたい
13. お臍(へそ)の左側や下の方が硬い、また、押せば痛みを感じる
14. 生活習慣には気配りするが、栄養の取り込みをよくするために「気」「血」の流れをよくしたい
15.「着床の窓」(排卵後5~8日目)が短いと思うので「着床の窓」の環境を良くしたい
16. 薄い子宮内膜を厚くしたい、薄くても妊娠に持って行きたい
17.良質卵子を目標に気兼ねすることなく毎日自宅で行ないたい
ナラ鍼灸院 院長 奈良修次
(旧 なら愛語堂鍼灸治療院)
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