不公平極まりないのです！

建築士更新・・１

先日、建築士の更新講習会・試験に行ってきました。

今、建築士法の改正により・・

設計事務所に勤務する建築士は３年毎に更新をしなければなりません。

講習会を受けて更新試験を受けなければならないのです。

建築士資格は生涯資格ではないのです。

そう・・

それも設計事務所に勤務する建築士だけ・・なのですが？

なんで・・？

それもこれもみ～んな例の姉歯が悪いのですが。

あいつ、今どこで何してるんだろう？

日本中の建築士の憎悪を一身に浴びて・・

建築士という資格を取得するのにはもちろん学歴用件などがあるのですが、その上でさらに厳しい経歴要件があります。

昔はけっこうこの経歴がいい加減だったのですが・・

今はやはり姉歯事件のおかげでこれがけっこう難しくなっています。

受験できるのは学歴要件により定められた期間・・

建築設計業務（設計）。

建築管理業務（監理）。

建築施工（監督・大工）

建築指導監督業務。

建築審査。

建築耐震診断。

以上の業務の経歴期間のある人だけです。

ですから、よく住宅展示場にいる一級建築士さんとか・・

住宅メーカーにいる営業の建築士さんとか・・

現場の業者さんとか・・

不動産屋さんにいる建築士さんとか・・

は、

今では建築士資格を取得することは出来ません。

み～んな昔に取得した人達です。

ま、これに関してはそりゃそうだろう！

と思わないのは当のご本人達以外はいないでしょう。

建築なんて実際には何もやったことのない人達ばかりなのですから。

でもね？

なんで設計事務所だけなの？

なんで設計士だけが更新の講習会と試験があるの？

なんで現場監督や審査官は受けなくていいの？

なんで設計事務所だけが試験落ちたら免許取られないかんの？

ひいては・・

ほかの国家資格。

み～んな生涯資格なのですが・・

医師・弁護士・税理士・教師・土地家屋調査士・薬剤師・・

なんで建築士だけに更新が必要なの？

なんで設計事務所の建築士だけなの？

お医者さんは何十年も離れていても人を切っていいのに？

教師など更新は必要ないって日教組がごねてなくなったって聞きましたが？

おかげで、くそ忙しいのに一日缶詰にされて・・

講習会なんて名ばかりのただのビデオを丸一日ながめさせられて・・

何のことかさっぱりわからない、いつこんなこと教わった？ちゅう参考書のどこにも書いていない聞いたこともない落とすための試験を受けさせられる。

その上で、そこいらじゅうでどいつもこいつも再講習・再試験。

いやあ・・

管理する外郭団体は儲かる儲かる！

もう・・

不公平などと言う次元を超越した奴隷状態です。

建築士というのは。

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