- 松岡 利恵子
- アールオンワード 代表
- 研修講師
対象:ビジネススキル
アールオンワード代表の松岡利恵子です。
一流ホテルで培った接遇・コミュニケーションスキルと、
長年の司会経験を生かしたプレゼンテーション術・話し方をお伝えしております。
仕事柄たくさんの方のスピーチを聞いてきましたが、スピーチ上手には共通点があります。今回は第2弾。
聴き手の反応に振り回されないです。
もちろん空気を読み理解に合わせた軌道修正は大切ですが
それが「振り回される」となると裏目にでます。
例えば、聴き手の反応がよくウケた時、テンションが上がりますよね。
でもテンションはコッソリあげることがスピーチ上手の特徴です。
この笑いは想定内!
という印象を与えるからです。
ついつい嬉しくなって何度も言う、自分が一番ウケてしまう、ウケたことで次に何を言うか見失ってしまう…という方が非常に多いです。
これはなぜ起こるのか。
事前準備をしていないからです。
状況に振り回され、いわば脱線しているのです。
先日、拝見したスピーチ上手さん。
内容がびっくりするほど面白いわけでも、芸人さんのように面白いことをしていたのではないのですが、会場内は大ウケしました。
その方は、内容と表現をうまくリンクしていたから(これはまた別の機会にお伝えしますね)
ですが、一番はテンポの良さが聴き手を巻き込みました。
このテンポの良さが、まさに「周りの反応に振り回されない」ことから生まれているのです。
振り回されてしまうタイプの方は、ビジネスにおいてプレゼンなどの説明の際
聴き手のうなずきやあいづちがないことに戸惑いを覚え
・資料読みのようにサラッと流してしまう、または一方的に話してしまう
・相手の反応を観察できず、何度も同じ説明をする
というようなことをしてしまいがちです。
聴き手の反応は様々。
興味があるからこそ目をそらし「考える人」のように固まることもあれば
全く理解していないのに、大きくうなずく人もいます。
スピーチ上手はそんなことも想定内であるべきですね。
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株式会社Active Solutions教育コンサルティング事業部
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