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交換事例～区画整理事業隣接地の変形残地の処理
<相談内容>
首都圏近郊の私鉄ターミナル駅にほど近い場所での案件です。
土地区画整理事業の換地処分も終了した地域に道路を隔てて隣接し、その道路に沿って細長（最大幅約１ｍ）く帯状に長さ約５０ｍの土地があり、その土地をまたぐ形で従前から住宅や店舗が建ち並んでいました。
そこで帯状の土地所有者から土地の利用増進と他の所有者との調整を依頼されました。
<対応>
原因の如何は不明でしたが、細長い帯状の土地所有者以外は適正な道路に接しない土地の所有者となっていた事実関係を踏まえ、帯状の土地とその他の土地を２：１の比率で再評価して面積を按分し、地形の補正と土地利用における権利保全を目的とした交換の手法を勧めました。
<結果>
細長い帯状の土地所有者も他の所有者同様にその道路に面して自宅敷地を所有していたため、自宅敷地に隣接させる形で新しく整形の土地を取得し、他の所有者もそれぞれが適正な道路に接する土地とすることで調整を図ることができました。
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