あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「なぜ、あの人の話が分かりずらいのか?」を紐解くことで、
相手に伝わる話し方に近づくには、何に気を付ければいいかが分かってきます。
話が分かりずらい要因を一つずつ例にあげて解決していきます。
自分自身では、今伝えていることを把握しています。
しかし、相手にとっては、今どこの何を話しているのか伝わっていない場合があります。
相手の頭の中に「全体の地図」と「道順」、「重要なポイント」のイメージを作ってあげることで解決します。
今回は、話の現在地を確認するためのStepを3つに分けた内の、
「Step 2 途中に振り返りを入れる」をご紹介します。
◆ 話の現在地を確認するためのStep 2 :途中に振り返りを入れる ◆
振り返りを入れることで、スタート地点からゴール地点までの道のりにある「重要なポイントが何」で、「今どこにいるのか」を、お互いに確認することができます。
(プレゼンテーションの途中に振り返りを入れることのメリット)
・全体に対する現在地を確認することができる
・ここまでの内容を要約してまとめ再認識することができる
・ここまでの中で一番重要なポイント(キーワード)を確認することができる
・これからのルートや時間配分もお互いに把握することができる
(次の項目に移る時のコメント例)
「ここまでは○○を~。これからは△△を~」
「では、ここまでを振り返ります。○○を~。ここからは~」
時間に余裕があれば、途中で質問を受け付けることも効果的です。
(振り返りが効果的な場面)
・伝えたい要素が多いとき
・長時間のプレゼンテーションのとき
・相手が初めて聞く内容のとき
・相手が理解できていないのでは?っと、プレゼンテーターが不安になったとき
など、
適時、振り返りの回数を増やしてみることも効果的です。
まとめたり、確認したりすることで、より相手の理解を高めることができます。
・途中に振り返りを入れることで、相手のプレゼンテーションに対する理解度は何割増しになりそうでしょうか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
プレゼンテーション 100 ~興味をもってもらう3つの切り口~(2013/08/05 13:08)
プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~(2013/07/08 11:07)
このコラムに類似したコラム
【受講者感想vol.485】 先生ご自身の多くの講師経験から,セミナー講師としての心構えやテクニックも学べた タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2020/09/05 22:00)
「それではわかりません!」ウェビナー(Web+Seminarの造語だけど、ちょっといいづらいなあ)の覚え書き① 西部 直樹 - ビジネススキル講師(2020/05/22 10:40)
【受講者感想vol.390】 昨日のプレゼンの結果、最優秀賞をとることができました!ご指導のおかげです タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2018/10/13 22:00)
【受講者感想vol.370】 プレゼン発表まで2週間、自分で仕上げれるアドバイスやポイント指導をいただけた タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2018/05/12 22:00)
【受講者感想vol.345】 パワポ初心者だとお話ししたところPPtのご指導もセッションに入れて下さり感謝 タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2017/11/11 22:00)