住宅設備の保証期間に関する意外な落とし穴

今回のコラムでは、システムキッチンや、ユニットバス、洗面化粧台、トイレなどの水まわり設備の「メーカー保証期間」についてご案内いたします。

実は、これらの水まわり設備の保証期間は、住宅の躯体部分の保証期間に比べて、極端に短いのです。

LIXIL(リクシル)やTOTOなど、一流メーカーのシステムキッチンやユニットバスでも、メーカー保証期間はほとんどが「２年間」です。
更に、注意したいのが、これらに含まれる「ＩＨクッキングヒーター」や「食器洗い乾燥機」等の電子部品を含む箇所については、「１年間」に限定されています。

永く使う住宅設備であるだけに、一番壊れやすい機器類が保証１年というのは、正直きびしいと思います。
新築の家に入居して、1年半後にＩＨヒーターが壊れたら、自腹で修理しなければならないというのは、なんだか理不尽にも思えてしまいます。

そこで、これを回避する方法として「延長保証」という制度があります。
冷蔵庫などの家電製品でこの制度をご存じの方も多いと思いますが、システムキッチンやユニットバスでもこの「延長保証制度」が存在します。

LIXILやTOTO、クリナップなどの大手メーカーのかたろぐを見ると、有料で保証期間を５年間に延長する制度などが紹介されています。

私の運営する施主支給専門店でも、より安心して住宅設備を使って頂く為に、業界最長である「10年間延長保証」を無料で付帯しています。
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