- ジコナビ代表 前田修児
- 行政書士事務所・交通事故ナビ ジコナビ代表
- 大阪府
- 行政書士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
(交通事故相談)これが交通事故賠償の実態です!
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どうしてこんなに軽い後遺障害等級になるの?
後遺障害等級の認定の重要性について
2008-04-03 18:36
しかし、実は医療を重視することのメリットの方が大きいことをご存じでしょうか?
その秘密は、後遺障害の賠償金額に与える影響力にあります。
ケガを負い、半年以上通院してもよくならない場合には、
後遺障害等級の申請ができます。
そこで認定される等級が、最終的な損害賠償金額に多大な影響を与えるのです。
たとえば、
後遺障害等級が非該当の場合には、傷害部分の賠償金しか発生しません。
しかし、
等級が認定されれば、等級に応じた加算がなされるのです。
そして、
等級が変われば、加算額が変わるのです。
その変わり方は小さなものではありません。
大幅に変わるのです。
たとえば、
14級なら約200万円の加算にとどまるところ12級なら500万円が加算されるのです。
厳密な数字は、年収、年齢などにより変わるのですが、
大雑把にみても、加算額は上記のような変わるのです。
さらに注意しなければならないことがあります。
それは、
同じような事故で同じような症状であったとしても、
認定される後遺障害等級にばらつきが生じるのです。
極端な例では、症状が残っていても等級がつかいこともあるのです。
意外に思われるかも知れませんが、これが現実です。
症状が残っても等級がつかなければ、傷害部分の賠償金しか生じないのです。
これでは報われません。
そのため、
交通事故の賠償を考える際には、法律知識や交渉力にも気を遣わなければなりませんが、
どちらかといえば、後遺障害等級を適切に認定されるための医療知識が重要というわけです。
以前は私も、法律や交渉力が重要と思っていましたが、
勘違いであることに気づきました。
今では医療こそがもっとも重要と考えています。
この方針を打ち出してからは、以前よりもずっと多くの交通事故被害者の皆様に喜んでいただけるようになりました。
一人でも多くの方にこの事実を知っていただきたいと思っています。
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行政書士前田修児