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- 葉玉 義則
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対象：キャリアプラン
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この時期、お馴染みの光景、お馴染みの話題、になるのでしょう。
ここ１〜２年、景気上昇（一部の大企業？）により、売り手市場の
波がやってきているようですが、併せて、新卒者の安定志向、永久
就職（定年まで勤める）の意識も高まっているようです。
この背景にあるのは、格差社会の到来による［勝ち組］［負け組］
といった振り分け、非正規労働者の過酷な現実、等々を横目で見な
がら育ってきた世代ならではの自己防衛本能かもしれません。
なかなか先が見通しづらい（希望の持ちにくい）世の中になった
ものです。若者が夢を語れない時代というのは、保守的傾向が強く
なっている証拠でもあり、ややもすると、危うい時代と言えなくも
ありません。
こういった中でも、今の若者（新卒者）に届けたいメッセージは、
３年後の成りたい自分を、まずはイメージしよう、という事です。
人間は、自らに課題を課し、自己啓発に取り組む事で、精神的な
成長を促し、人としての器を磨く事が出来るのだと思います。
人として生まれた以上は、人として尊敬をする“あこがれの人”に、
一歩でも近づきたいと思うものではないでしょうか。
その気持ちを持ち続ける事が、人の成長にとって、何より大切な
心構え（自己啓発）になるのではないかと思います。
石の上にも３年と言いますが、何か事を成すには、１０００日は
かかるものだ、とも言われます。
３年で何が出来るか。
今の時期だからこそ、心ひそかに、目標をもって欲しいものです。
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