もう一点、電気代のことですが、“普通の電球とハロゲン”の比較ということですね。
“普通の電球”を60Wの白熱電球であるとして、今回の12V ハロゲン20W 3個 と比較してみます。ここではランプ効率を比較しますが、ランプ効率とは、光源からでる光の量(光束)をワット数で割ったものであり、ランプの省エネ度合いの参考とすることができます。これは、数字が大きいほうが省エネであると考えられます。
某照明器具メーカーのカタログから、ランプ効率などのデータを比較して見ましょう。
まず、60Wの白熱電球ですが、光束は、810(lm)でランプ効率は15(lm/w)と出ています。
一方で、12vハロゲンは光束が320(lm)で、ランプ効率は16(lm/w)となっています。
ランプ個数が関係するように思いますが、実際は、
320(lm)x3個=960(lm) 960(lm)÷(20w×3個)=16(lm/w)
となり結局ランプ効率は16(lm/w)となります。
よって結論ですが、60Wの白熱電球のランプ効率15(lm/w)と12v ハロゲン20w 16(lm/w)とを比較するとあまり変わらないということになります。ですから、あまり電気代そのものは気になさらなくてもよいと思います。
(続く)