設計が存在することを一切知らないのでしょう。
しかも終身保障ですから、いつか必ず、拠出金(払込保険料)累計額以上のものが
「資産」として残ることなります。
例えば、35歳加入・65歳払込満了という設計なら、「約165%の資産形成」という表現
さえ成立します。しかも、これに運用成果で「+α」が付くのです。
逆に、
300万円程の死後の整理資金を準備するのでしたら、最大で182万円以下の拠出で済む
わけですから、運用成果云々という不確定なものと一緒に語るのがそもそもの誤りだと
思われます。
短期の利殖目的には、合いませんが、長期保障+資産形成という目的には適合すると
言い切れる理由はここにあるのです。
運用面だけにフォーカスして、これらのことを一切知らないからこそ、掲題のような表現に
なってしまうのでしょう。これでは専門家という冠が泣いてしまいますよね(苦笑)
FP事業者の収入構造として、投資信託販売が有効であるという背景と、保険商品の効能に
無知であることから生まれてきた、こうした見解に惑わされないようにしましょう。
変額終身保険でなく、変額保険の有期型なら、掲題の論拠はわかりますが、
まさか、変額保険に終身型があることを知らなかったのでしょうかね(苦笑)
(続く)