
- 深澤 熙之
- 昭和アルミ株式会社
- 埼玉県
- 建築プロデューサー
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
まず、
原因 1. 近くの国道とか電車の線路に近いところに多いのですが、振動等やまた台風時期になどで、建物に強い負荷がかかることにより、コンクリートなどの外壁材がその力に耐えきれなくて、その影響でひびが入る
原因 2. 外壁部分が乾燥することにより収縮して、外壁にひびが生じたり、窯業系サイディングの場合反ってきて、サイディングとサイディングの間に隙間ができてくる。違う言い方で言えば、コンクリート材に多い現象で硬化収縮現象と言う場合もある。(これは、モルタル壁という外壁材に出やすいのですが、コンクリートと水と砂を混ぜていきますと、モルタルができ、そのモルタルが時間が経つと乾燥すると同時に硬化していき、まる一日経つとほぼ、固まり、コンクリートとなるわけなのですが、固まってない状態をよく生コンクリートと言っていますようね。)
いわゆる乾燥して硬化すると収縮するのです。そして、3〜4日で完全に硬くなるのですが、それから、湿気や水分をモルタル【コンクリート】が吸ったり、乾燥したりしていまして、その乾燥する時に収縮してひびが入ってくるのです。
原因 3. コンクリートの打ち継ぎの部分やサッシなどのまわりでコンクリートの厚さがうすくなっているところにひびが入る
原因 4. 地震 原因 1.とよく似ているといいますか、建物に大きな力が働くという意味では全く同じですが、建物に外力で大きい力が加わり、建物がゆがんだり、変形をしたりすることにより、ひびが入る。
原因 5. コンクリートの中に入っている、鉄筋やメッシュなどの鋼金属類が腐食する事により、膨張して、ひびが入る。(北海道地方などの気温が氷点下になる事により、外壁の中に侵入した、水分が凍り、膨張して、外壁にひびが入るということとよく似ています。
原因 6. 建物の不同沈下により、建物がゆがみ、ひびが入る。