すき家の戦略? - 各種の新規事業・事業拡大 - 専門家プロファイル

下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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このところ、デフレの勝ち組といわれた牛丼やマクドナルドの業績悪化が話題になっている。


前のブログで述べたが、街は変化する。


人の流れはもちろん、住んでいる人も変化する。


正確に言えば、年老いていくのだ。


マクドナルドの顧客層といえば、ファミリー層。


牛丼といえば、ビジネスマンが対象だろう。


また、立地では、郊外の主要道路沿いと決まっていたように思う。


今でも、主要な国道沿いでは、マクドナルドや牛丼店だけでなく、多くの外食チェーン店が乱立している。


しかし、街は変化している。


しかも、少子高齢化に加え、若者の車離れも進んでいるのだ。


従来の郊外店では、集客が難しくなっているはずだ。


そこで、いち早く(と言っても遅いぐらいだが)すき家は、駅近辺に店を展開しだしたように見える。


関西の私鉄沿線、それほど大きくない都市の駅前に、すき家の新店が見られるようになった。


そんな報道を見た記憶がない(私だけかもしれない)が、もしそうなら、それは確かな戦略と考える。


値引き合戦からの撤退、メニューの充実、高価格化、これも間違いのない戦略だが、要は客に来てもらわなければ、業績の回復はない。


関西では、大阪駅をはじめ、大都市の駅周辺の開発が進み、その沿線の駅周辺が廃れ出した。


軒並み、飲食店を始め、個人商店がなくなっている。


あるのは、コンビニエンスストアだけ。


若者だけでなく、高齢者の単身世帯が、その周辺で不自由な生活を余儀なくさせられている。


そこに気付いた企業だけが、勝ち残れると確信しているのだが・・・。





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