- 山田 進一
- 株式会社オリファイ 代表取締役社長
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
プレゼンの質疑応答で、たまに
イラっとする質問をされることがあります。
質問する側に、
悪意がある場合とない場合がありますが
質問される側として、イラっとすることに
変わりはないですね。
例えば、自社のサービスをプレゼンしている場合に
「アナタのプレゼン内容は理想論で、
現場のことがわかっていない。
御社のユーザーは本当に満足しているんですか?」
といわれたらどうしますか?
イラっとしませんか?
私はちなみにイラっとします。
そんな時、私は
■相手の”理屈”ではなく”感情”をまずは肯定する
ことにしています。
先ほどの例でいうと
「プレゼン内容は理想論」という”理屈”
ではなく、
「プレゼン内容は理想論」と思った”感情”
をまずは肯定します。
具体的には、
「プレゼン内容は理想論ではありません。
その理由はコレコレです。」
と反論したくなるのを、グッと我慢する。
そして、まず
「プレゼン内容が理想論だと思った気持ちは
よくわかります。」と相手の”感情”を肯定する。
それから
「しかし、今回の検討は、
会社全体の目的を達成するための取り組みですよね。
実際、他のお客様では、現場で実施していらっしゃいます。」
と続けます。
反論する前に、まずは肯定する。
プレゼンは、ディベートと違いますからね。
アナタもプレゼンで活用してください。