
- 深澤 熙之
- 昭和アルミ株式会社
- 埼玉県
- 建築プロデューサー
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
日本全国からの統計では、圧倒的に
NO1 は 雨漏り
NO2 は 外壁の亀裂・ひびです。
その雨漏りのケースは屋根から漏る場合、外壁から漏る場合、バルコニーから漏る場合なのですが
圧倒的に外壁・バルコニーから漏るケースは全体の80%で残りの20%が屋根からの雨漏りです。
屋根からの雨漏りで多いのはこう配不足の家という原因が多い統計です。
こうして見ると現在、市場に出ている窯業系サイディング・モルタル壁が防火仕様という事で日本全国にほとんど、この仕様で普及しています。
モルタル壁はコストが高いという事で厚さが建築基準(16ミリ)以下の約10ミリくらいの厚さのモルタル外壁が多く、厚さが薄いのでひびが入りやすく、そのモルタル壁をひびが入らないようにするには建築基準法で制定した厚さ以上にしないと駄目でこれい以上外壁にはコストをかけられず、
そして、モルタル壁より外壁施工のコストが安価にできる外壁建材という事で窯業系サイディングを普及してきたら、やはり外壁材や外壁施工を安価にした為、アスベスト繊維による健康被害で問題になりました。
そのアスベスト繊維も法律制定で使用できなくなった為、外壁は余計に雨漏りしやすい外壁材になっており、その外壁材が欠陥住宅を作る大きな原因になっている事実と真実があるにもかかわらず、
今また、もっとひどい 安価な外壁材で欠陥外壁住宅を建設し続けており、今までの大半の建築家や大工・ハウスメーカーもこれで良いと言って作り続けてきております。
その張本人である建築家や建築業者・ハウスメーカーが今度は外断熱工法の家とかこれが最高峰の工法だと自分こそは住む人の立場になって住宅を建設していると、専門家を振りかざし、安易にまた、欠陥住宅になると気がつかないで家を作り続けている滑稽な実態がここにあります。
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