母親所有の土地に建てた家の相続
現在母親所有の土地(約100坪)に家を建て生活をしていますが、
地代も権利金も支払うことなく使用貸借としています。
この使用貸借している土地は将来相続税の対象となります。その場合貸宅地としての評価額でなく更地としての評価額になります。
相続税をできるだけ節約する方法はあるでしょうか?
クッシ-さん | 2008/04/24 13:41
小規模宅地の評価減
CFPの小林治行です。
母上の所有と書いておられますが、母上は同居されておられるのでしょうか?
つまり母上の居住用資産の場合は、相続時に「小規模宅地評価」と言って240m2まで8割減(つまり評価額は2割)となる制度があります。
使用貸借ですからご指摘のように更地評価ですが、100坪、330m2の内240m2の部分が2割評価となると相続額は相当下がるはずです。
相続税のご心配をされておられると言うことは(5,000万円+1,000万円×法定相続人の数)による基礎控除を超えておられるということですね。
不動産で評価額を下げる方法としては、路線価が大きく異なるような角地などで分筆して角地加算が敷地全体に及ばないようにしておく方法もあります。