住宅の生前贈与について
初めて相談させていただきます。
この度、建て売り住宅を購入するにあたり、両親がかなり援助してくれる事になりました。
土地と住宅合わせて総額5500万円強です。そのうち1000万円は他で借りて返済して行く予定です。残りの4500万円を両親が負担します。相続時選択課税制度を利用すると、3500万円まで無税で生前贈与を受ける事ができますよね。特別控除ということですが、将来、親が死亡した場合には、その3500万円分の相続税をはらわなくてはならないのでしょうか?
また、親に購入してもらい、借りるという形が得ときいたこともあるのですが、借りるというかたちで、将来相続すると、相続税が軽減されたりするということなのでしょうか?
どうしたら、一番税金が少なくてすむのか教えていただけないでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いします。
ピーチソングさん ( 神奈川県 / 女性 / 30歳 ) | 2006/07/20 13:35
妹尾公認会計士事務所の妹尾です
相続時精算課税は将来、相続時に再度上げ戻しをしなければならないので、
価値の減少する現金住宅は不適当だと思います。
したがって、親の名前で建ててから贈与する方がいいと思います。
親に住宅を借りる場合には、
?不動産所得の申告をする
?きちんと家賃の入出金を通帳などで明らかにする
?相場より著しく低い賃料にはしない
などが必要です。
こうすることにより、土地は貸家建付地、
建物は固定資産税評価額×(1−借家権)となります。